8月5日(水) 3:40
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)によると、お盆の時期は帰省や旅行などで新幹線の利用者が特に集中し混雑が予想されることから、東海道・山陽新幹線「のぞみ」は全席指定席で運行されます。
2026年度の場合、お盆期間は8月7日~8月16日が対象です。この時期の「のぞみ」には自由席が設定されないため、のぞみの利用を予定している場合は、早めの指定席予約をするよう呼びかけています。
また、期間中は日によって通常期より指定席特急料金が400円高い「最繁忙期料金」、200円高い「繁忙期料金」が適用されます。通常時よりも特急料金が高い設定となっている点に注意しましょう。
全席指定席での運行は、混雑やホームの長時間滞留を防いで安全性を確保するとともに、着席機会を提供し、より快適に利用できる環境づくりも目的としています。
全席指定席であれば、荷物を置きたい、広々と使いたいという理由から「2席分の指定席料金を支払えば、1人で2席使えるのでは」と考える方もいるかもしれません。しかし、利用者が1人にもかかわらず人数分以上の席を確保することは、ルール上認められていません。
東海旅客鉄道株式会社の旅客営業規則では、「同一旅客は、同一区間に対して有効な2枚以上の同種の乗車券類を所持する場合は、当該乗車については、その1枚のみを使用することができる」と定められています。
このため、仮に1人で東京~新大阪間の指定席を2席分購入し、3万円近くを支払ったとしても、使用できる指定券は1枚のみで、隣の座席を占有して利用することはできません。
1人で2席を利用することはできませんが、車内をより快適に利用したい場合、「S Workシート」や「特大荷物スペースつき座席」のサービスを予約する方法があります。
「S Workシート」は、Webミーティングなど新幹線で仕事を進めたい利用者向けに設けられた指定席で、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の一部車両にて通年で販売されています。
旅行目的でも利用できますが、快適なワークスペースを維持するため、客同士での会話や座席の回転は控えるよう案内されています。
より広々と利用したい人向けに「S WorkPシート」も用意されており、通常の指定席料金に2000円を追加すると、パーティションによって広めのパーソナルスペースが確保され、手前に引き出すと傾くテーブルを利用できます。
また、3辺の合計が160cmを超え250cm以内のスーツケースなどは「特大荷物」に該当し、車内に持ち込む場合は事前に「特大荷物スペースつき座席」を予約する必要があります。事前予約をせずに持ち込んだ場合は、1000円の手数料が発生するため注意しましょう。
お盆期間の東海道新幹線「のぞみ」は全席指定席となり、日によっては通常期より特急料金も高くなります。
たとえ指定席を2席分予約しても、1人で隣の座席を自由に利用することは旅客営業規則で認められていません。スーツケースを持ち運ぶ場合は、「特大荷物」に該当するかの確認や、特大荷物スペースつき座席の予約なども気にかけておきましょう。
東海旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社・西日本旅客鉄道株式会社 東海道・山陽新幹線からピーク期間のぞみ全席指定席のご案内
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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