マーベル・テレビジョンのディズニープラス向けドラマ「ワンダーマン」のシーズン2制作が撤回されたことを受け、ショーランナー兼共同クリエイターのアンドリュー・ゲストと、主演のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世がそれぞれコメントを発表した。
ゲストはTikTokに投稿した動画で、「まず、皆さんの声は届いていると伝えたい。皆さんが感じていることを、私も感じている」とファンに感謝。そのうえで、今回の決定について「マーケティングの仕掛けではない。映画化が進んでいるわけでもない」と説明した。
また、「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」を手がけた共同クリエイター、デスティン・ダニエル・クレットンのスケジュールが原因ではないことも明言。「ヤーヤ、デスティン、サー・ベン(・キングズレー)、そして私は、この番組を作ることを愛していた。続けることに情熱を持ち、契約は結ばれ、スケジュールも確保されていた」と語った。
シーズン2の脚本家ルームは8月に始動し、撮影は2027年初めにスタートする予定だったという。しかし、ディズニーとマーベル内部で、企画を継続することは合理的ではないとの判断が下された。ゲストは「数カ月前には理にかなっていたにもかかわらずだ。私が本当に知っているのは、基本的にそれだけ」と率直な思いを明かしている。
シーズン2への更新は3月に決定していたが、7月末になって方針が転換された。1月下旬に配信されたシーズン1は、ニールセンの調査で初週に6億1800万分の視聴時間を記録した。その後、オリジナル配信作品のトップ10からは外れたものの、批評家と視聴者からは好意的な評価を集めていた。
主演のアブドゥル=マティーン2世もInstagramを更新し、「『ワンダーマン』が戻ってこないというニュースが出た。それが人生ってものだよね。すべては落ち着くところに落ち着く」とコメントした。
さらに、作品の視聴者や感想を発信したファンに感謝を表明。「この番組は機能していた。そこが僕にとって一番好きなところだ」と振り返り、「この番組を見て、諦めないことを思い出した」というメッセージや、街で出会った人々から寄せられた愛情に励まされたとつづった。
そして投稿の最後を、「見てくれてありがとう。それから……エミー賞で会いましょう」と締めくくった。アブドゥル=マティーン2世は本作で、エミー賞コメディシリーズ部門の主演男優賞にノミネートされている。
「ワンダーマン」は、超人的な能力を持つ売れない俳優サイモン・ウィリアムズ(アブドゥル=マティーン2世)が、ベン・キングズレー演じる俳優トレバー・スラッタリーと出会い、スーパーヒーロー映画「ワンダーマン」の主演の座を目指す姿を描いた業界風刺コメディ。X・メイヨ、デメトリアス・グロッセ、ズラッコ・ブリッチ、アリアン・モーエイド、オリビア・サールビーらが共演した。
【関連記事】
・
マーベル「ワンダーマン」シーズン2決定、実写ドラマで3作目の快挙
・
オスカー俳優ベン・キングズレーがリアリティを絶賛! 異色のMCU新作「ワンダーマン」の舞台はハリウッド映画製作の裏側?
・
【リストラ→無職→マーベル主演!】ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世が歩んだ“大逆転人生”とは?
・
ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世「ゴーストマン 時限紙幣」ドラマ化に主演
Photo by Alexander Tamargo/Getty Images for Universal Pictures