12年をかけて同じ俳優たちを撮り続けた映画「6才のボクが、大人になるまで。」のリチャード・リンクレイター監督が、完成から12年ぶりに自作を見返した経験を、米ハリウッド・リポーターのポッドキャストで語った。
「6才のボクが、大人になるまで。」は、テキサスの少年メイソンが小学生から大学に入るまでの日々を、同じキャストで実際に12年かけて撮影した異色の作品だ。特殊メイクもデジタル加工も使わず、子役が本当に成長していく姿をそのまま映した。2014年に公開されると絶賛を浴び、母親役のパトリシア・アークエットがアカデミー助演女優賞を受賞、作品賞など計6部門で候補になった。
リンクレイター監督は、父親役のイーサン・ホーク、母親役のアークエットとともに、2014年以来はじめて本作を見返したという。歳月を経て観客の受け取り方が変わっていくことを、監督は「時間は、僕らに働きかけることをやめない」と表現し、「12年ぶりに見ると、ほとんど別の映画になっている」と語った。
作品には、監督自身の娘ローレライ・リンクレイターも姉役で出演している。スクリーンのなかでわが子が成長していく姿をあらためて見るのは、胸に迫る体験だったという。公開から12年を経たいまも、本作は今世紀を代表する映画の一本にたびたび挙げられている。
【作品情報】
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6才のボクが、大人になるまで。
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Photo by Rick Kern/WireImage/Getty Images