カンバーバッチら英俳優、パラマウント×ワーナー統合に反対表明

カンバーバッチら英俳優、パラマウント×ワーナー統合に反対表明

8月1日(土) 22:00

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「ドクター・ストレンジ」のベネディクト・カンバーバッチらがパラマウントによるワーナー買収に反対する意見記事を英紙ガーディアンに寄稿し、英政府に統合の阻止を求めた。彼らは統合を「危険だ」とし、英国の映画・テレビ産業に深刻な打撃を与えると訴えている。

問題となっているのは、ハリウッドの大手2社、パラマウントとワーナーの統合だ。「トップガン」「ゴッドファーザー」のパラマウントが、「ハリー・ポッター」やバットマンで知られるワーナー・ブラザース・ディスカバリーを、約1110億ドル(約18兆円)で買収しようとしている。この計画には、作られる映画が減りかねないとして、米国ですでに12の州や脚本家組合が差し止めを求めて提訴していた。

今回の寄稿を共同で執筆したのは、「ドクター・ストレンジ」で共演したカンバーバッチとベネディクト・ウォン、そして、「グッド・ワイフ」で知られるアラン・カミングだ。3人は英国の映画・テレビ産業がおよそ18万人の雇用を支えていると指摘し、こうした大型統合が繰り返されるたびに、作られる作品の幅が狭まり、雇用や独立系映画の資金が失われてきたと訴えた。

意見記事の結びで、3人はこう記している。

「俳優は、法廷の議論には立ち入るなとよく言われる。その気持ちも分かる。だが、これは他人事ではない。私たちの問題なのだ」

一方、パラマウントのデビッド・エリソンCEOは強気の姿勢を崩していない。全社員に宛てたメモで、統合は「法的な問題を抱えているとは考えていない」「必ず成し遂げる」とし、EUや米国など多くの国の当局がすでに承認していると強調した。ただ、実現の時期は遠のいている。両社は8月に予定されていた仮処分の審理を取りやめ、本案の裁判に直接進むことで州側などと合意しており、統合の成立は2027年にずれ込む可能性がある。

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トップガン

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Photo by Dave Benett/Getty Images for The KOKO Foundation
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