1995年の青春コメディ映画「クルーレス」が、テレビドラマとして復活する。主演のアリシア・シルバーストーンが、当時のヒロイン、シェール役で戻ると、米バラエティが伝えた。
配信サービスのParamount+が、全6話のドラマとして制作を承認した。物語は、映画から30年後の現在を舞台に、大人になったシェールを描くという。ビジネスで成功し、子育ても一人前にこなしてきた彼女だが、娘が高校に上がると、10代の子の親であることに戸惑い、再び「クルーレス(=わけがわからない)」な気分を味わう、というあらすじだ。
オリジナル版で脚本と監督を務めたエイミー・ヘッカリングが、シルバーストーンとともに製作に加わる。脚本は、「ゴシップガール」などで知られるジョシュ・シュワルツらが担当する。ドラマ化は今年、いったんは別の配信サービスで頓挫したが、映画を送り出したスタジオのもとで再始動した。撮影は2027年、ロサンゼルスで行われる予定だ。
「クルーレス」は、ジェーン・オースティンの小説「エマ」を下敷きに、90年代のティーンエイジャーの暮らしを生き生きと描いて人気を集めた。米議会図書館の国立フィルム登録簿にも、近年加えられている。1996年から99年にはテレビシリーズも作られており、今回はふたたびの映像化となる。
背景には、Paramount+が女性層に向けた作品を強化していることもある。すでに、ニコール・キッドマンとエル・ファニングが主演する法廷ドラマ「Discretion(原題)」や、アン・ハサウェイが主演するドラマ「Fear Not(原題)」も手がけている。
映画には、後に「アントマン」で知られるポール・ラッドらも出演していたが、彼らがドラマに顔を出すかは明らかにされていない。
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写真:Photofest/アフロ