「ジョーカー」などに出資してきた映画プロデューサーのジェイソン・クロスが、1億ドル(約164億円)を超える資金をだまし取ったとして起訴されたと、米バラエティが報じた。
クロス被告は、カナダに拠点を置く投資会社クリエイティブ・ウェルス・メディアを率い、この十数年で数多くの映画に資金を出してきた。世界興収10億ドルを超えた「ジョーカー」や「バビロン」への出資で知られ、ニコラス・ケイジ主演のホラー「ロングレッグス」や「モンキーマン」などでは製作総指揮を務めた。
起訴状によると、クロス被告は映画やゲーム事業への投資と偽って資金を集め、その一部をカナダの不動産開発など別の用途に流用していたとされる。また、新たに集めた出資金を、それ以前の出資者への返済に充てていたともされる。詐欺罪7件に問われており、有罪となれば1件につき最大20年の禁錮刑が科される可能性がある。
クロス被告をめぐっては、以前から出資者による訴訟が相次いでいた。投資会社は2023年にカナダで経営破綻しており、地元の証券規制当局は、この10年で米国とカナダの約500人の出資者から5億ドル(約820億円)近くを集めていたと指摘している。
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ロングレッグス
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写真:AP/アフロ