中国の家電大手、海信集団(ハイセンス)の日本法人ハイセンスジャパン(川崎市)がこのほど、9月開幕のバスケットボールBリーグ2026~27年シーズンの公式スポンサーに就任した。張喜峰(ちょう・きほう)社長は「スポーツと企業ブランドの融合はハイセンスの主要戦略の一つ。勢いのあるBリーグと共に当社も日本市場でさらに飛躍していきたい」と意気込んでいる。
2016年発足のBリーグは10シーズン目で総入場者数が発足当初の2倍を超えるなど好調。26~27年シーズンは、9月22日から新1部Bプレミア、新2部Bワン、新3部Bネクストがスタートする。
張社長は7月8日、東京都内のBリーグ事務所を訪れ、Bリーグの島田慎二コミッショナーとパートナーシップ(提携)で合意し、両者そろって記者会見した。
張社長は「サッカー・ワールドカップ(W杯)やプロ野球横浜DeNAベイスターズのスポンサーを務める当社の取り組みは、ハイセンスの認知を高める目的だけでなく、当社製のテレビがスポーツ観戦を楽しむ人の生活を快適にしたり、アリーナでのスポーツ観戦の臨場感、熱狂を当社の映像技術でさらに盛り上げたりして、スポーツ自体を支えることも目的にしている。この二つの目的を目指すことで、当社の製品、技術はさらに進化し、そのことはスポーツの魅力を高めて日本の皆さまの生活を豊かにすると信じています」と話した。
その上で「いまから9月22日のシーズン開始が待ち遠しい。全国の家電量販店やネット通販サイトでBリーグを盛り上げるPR活動に取り組むほか、当社のスポンサー就任を記念して、バスケットボールのファンに喜んでいただけるような当社製品販売キャンペーンも企画している。ハイセンスがスポンサーになってBリーグがますます盛り上がったと日本のファンに評価されるよう頑張りたい」と述べた。

島田コミッショナーは「Bリーグは10年目のシーズンを終え、これから大いなる発展を目指す“攻めの10年”を迎える。この時期に、ハイセンスさまと一緒に新たなBリーグの未来を共に作り出していけることはとてもうれしい。長いパートナーシップでお互いのビジネスが“ウィンウィン(双方満足)”の関係になることを目指す」と述べた。
またBリーグにとっての“パートナーシップ”は「広告などの露出増加によるパ-トナー企業の認知向上に加え、製品・サービスの販売増加によるパ-トナー企業のビジネスでの“勝利”を大切にしている」と強調した。
さらにBリーグの成長をもたらした全国各地に建設されたアリーナの重要性にも言及。「試合会場としての役割だけでなく、アリーナはファンの観戦体験の質を左右する。ファンの方にさらに楽しんでもらえるような設備の更新や演出の工夫などをBリーグ関係者は常に考えなければならない」と述べ、アリーナのエンターテインメントの演出効果を高めるために、新1部Bプレミアの会場となる26のアリーナのLED映像パネルをすべてハイセンス製に切り替えることを明らかにした。
切り替えるLED映像パネルは企業広告やエンターテインメント演出などで使うコートの周囲にある横長の映像装置。現在のものは老朽化して更新時期を迎えているという。
LED映像パネルの提供について、張社長は「当社製のLED映像パネルがファンの試合観戦やエンタメ体験を盛り上げる演出に貢献することを願っています」と述べた。
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