全米で300人以上を殺害したといわれる実在の連続殺人鬼、ヘンリー・リー・ルーカスを描いた犯罪スリラー映画「ヘンリー」の日本オリジナル本ポスタービジュアルと予告編が解禁された。
本作は完成から数年間、そのあまりの内容に本国アメリカでお蔵入り状態となっていた一作。MPAA(アメリカ映画協会)により X 指定を受けたことで、数年間正式な劇場公開が見送られるという紆余曲折を経て、1990 年に正式に公開。日本では 1992 年に劇場公開された経緯を持つ。
アメリカを震撼させたシリアル・キラーの日常を、流血や残虐シーンをほとんど描かず、徹底したドキュメンタリータッチで淡々と描く本作。近年、日本では限定的に特別上映形式で上映されていたが、今回が満を持しての正式リバイバル上映となる。
このほどお披露目となったポスタービジュアルでは、マイケル・ルーカー演じるヘンリーの、最も印象的な”眼差し”にフォーカス。”平坦”、”冷淡”、”非人間的”なこの男の人物像を真正面から切り取ったビジュアルとなっており、実際にヘンリーが供述した言葉と言われている「それは俺がやった。それも俺がやった」というキャッチが目を惹く。
また、併せて解禁された予告編では、売春婦の母のもとに生まれ、虐待された過去を話すヘンリーの様子を皮切りに、彼の相棒やその妹ベッキーとの奇妙な共同生活が映し出される。加えて、彼の内側に渦巻く加虐性、オーティスの異様性なども垣間見られ不穏な要素しか感じられない映像となっている。
なお、この秋、本作を皮切りに実在の連続殺人犯を描いた「エヴィレンコ」と「アングスト不安 4K」がいずれもシネマート新宿ほかにて【非情3作品】として全国順次公開する。
「ヘンリー」は8月28日(金)より全国順次公開。
【作品情報】
・
ヘンリー
【関連記事】
・
300人以上を殺害、連続殺人鬼の日常を淡々と描く「ヘンリー」実際の事件に基づく非情問題作3本公開
・
「悪魔のいけにえ 4Kデジタルリマスター 公開50周年記念版」あらすじ・概要・評論まとめ~低予算ホラーから伝説へ――「悪魔のいけにえ」が描く恐怖とアメリカの歪み~【おすすめの注目映画】
・
ニコラス・ケイジ、「ロングレックス」新作でシリアルキラーを再演
© 1986 MALJACK PRODUCTIONS