7月30日(木) 8:40
マレーシアの都市部では、プール、ジム、警備、駐車場、共用ラウンジなどを備えたコンドミニアムが多くあります。日本では高級マンションに近い設備でも、マレーシアでは比較的一般的な賃貸物件として見つかることがあります。
特にクアラルンプールやペナン、ジョホールバルなどでは、外国人が住みやすいコンドミニアムが多く、家具付き物件も豊富です。家具付きであれば、移住直後にベッド、ソファ、冷蔵庫、洗濯機をそろえる負担を抑えられます。
月10万円以内でも、エリアを選べばプール付きの物件を探せる可能性があります。中心部から少し離れた場所や、築年数が少し経った物件、広さを抑えた部屋なら、予算内に収まりやすいでしょう。
一方で、クアラルンプール中心部の人気エリアや、駅近、眺望が良い高層階、新築、広い部屋は家賃が高くなります。「日本では手が届かないような住まい」を求めすぎると、月10万円を超えることもあります。
マレーシアで家賃を月10万円以内に抑えるには、どこに住むかが重要です。
クアラルンプール中心部は便利ですが、家賃は高めです。KLCC、ブキッ・ビンタン、モントキアラなど、日本人や外国人に人気のエリアでは、物件によっては日本の都市部に近い家賃になることがあります。
一方で、少し郊外に出ると、同じ予算で広い部屋や設備のよいコンドミニアムを選びやすくなります。公共交通機関が使える場所であれば、車を持たずに生活できる可能性もあります。
ペナンやジョホールバルも選択肢です。ペナンは海や食文化が魅力で、落ち着いた老後生活を希望する人に人気があります。ジョホールバルはシンガポールに近く、都市の利便性と家賃のバランスを取りやすい地域です。
ただし、郊外や地方では車が必要になる場合があります。家賃が安くても、車の購入費、保険、ガソリン代、駐車場代がかかれば、毎月の支出は増えます。家賃だけでなく、移動費も含めて比較しましょう。
プール付きコンドミニアムを月10万円以内で借りられたとしても、それだけで移住生活が安くなるわけではありません。
まず、光熱費や通信費があります。マレーシアは暑い時期が長く、エアコンをよく使います。部屋が広いほど冷房代も上がりやすくなります。プールやジムは家賃や管理費に含まれることが多いですが、物件によって条件が違うため確認しましょう。
次に医療費です。外国人が利用しやすい私立病院は便利ですが、入院や手術では高額になることがあります。老後移住では、医療保険の加入と補償内容の確認が欠かせません。
また、マレーシアに長期滞在するにはビザも重要です。MM2Hなどの制度を利用する場合、収入や預金、健康診断、医療保険などの条件が関係します。制度は変更されることがあるため、最新の公式情報を確認しましょう。
さらに、為替リスクもあります。日本円の年金や貯蓄で暮らす場合、円安になると現地で使えるお金が減ります。月10万円以内の家賃で契約できても、為替によって日本円換算の負担が増えることがあります。
マレーシアでは、プールやジム、警備付きのコンドミニアムが日本より身近な賃貸物件として見つかることがあります。エリアや物件を選べば、月10万円以内で借りられる可能性は十分にあります。
ただし、クアラルンプール中心部や外国人に人気のエリア、新築、高層階、広い部屋などは家賃が高くなりやすいです。月10万円以内に抑えるなら、郊外や築年数のある物件、コンパクトな部屋も含めて探すことが大切です。
また、家賃だけで判断せず、光熱費、通信費、医療保険、ビザ費用、車の有無、為替の影響も考えましょう。特に老後移住では、医療費の備えが欠かせません。
まずは短期滞在で複数のエリアを見て、実際の家賃、買い物、病院、移動手段を確認するのがおすすめです。現実的な予算を組めば、マレーシアでのプール付きコンドミニアム生活は、定年後の有力な選択肢になるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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