榎木淳弥、スパイダーマンの声優を担当して10年――最新作では「新たな一面が見られる」【「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」】

榎木淳弥

榎木淳弥、スパイダーマンの声優を担当して10年――最新作では「新たな一面が見られる」【「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」】

7月30日(木) 19:00

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人気シリーズ待望の最新作となる「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」が7月31日、日米同時公開される。前作「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」から4年。愛する人を救うために、世界中の人々から自分の存在を消し去る決断をしたピーターの新章が描かれる本作は、スパイダーマンに発現する「力の覚醒」や、NYを襲う正体不明の「見えない敵」との激闘が繰り広げられていく。

そして、主人公ピーター・パーカー(演:トム・ホランド)の日本語吹き替え版キャストとして、榎木淳弥の続投が決定。ピーターの進化と成長がキーワードとなる本作について「ピーターを取り巻く世界が大きく変わったので、今までと少し違った雰囲気になっているかもしれません。新たな一面が見られるので、僕自身も寄り添って吹き替えに臨みました」と話している。

――前作のラストを経て、現時点のピーターは“世界から忘れられたヒーロー”として活動しています。きっと、深い孤独に包まれていると思いますが、そんな彼の心情を声のトーンや芝居でどのように表現しようと考えましたか?

そうですね。まずは、トム・ホランドさんがセリフや表情で、どんな表現をしているのか。声優としては、そこを拾いながら演じるのが大前提ですが、今回はピーターの持ち前の明るさと、彼を取り巻く状況の厳しさ。そのバランスは意識しましたね。

意外な発見でしたが、トム・ホランドさんは辛い言葉でも、口調は明るかったりするので、そこに声で寄り添った印象です。スタッフさんと「ここはもう少し明るくいきましょうか」と相談することもありましたし。バランスという意味では、以前にも増して大人っぽくもなっているので、ピーター本来の魅力である無邪気さをどの程度ミックスするのかも考えました。

――最終的には自分の選択だったとしても、恋人のMJ(演:ゼンデイヤ)や親友のネッド(演:ジェイコブ・バタロン)との別れは、ピーターにとって大きな痛手だったことは間違いないですね。

前作「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」で、(マリサ・トメイが演じた)メイおばさんが亡くなってしまったことも大きいと思います。自分と関わってしまうと、大切な人に危害が加えられてしまうと……。その恐怖心はありつつ、でも誰かと関わりを持ちたい。そんな気持ちのせめぎ合いも、ピーターの声を演じる上で、今回は重要な要素だったと思います。

――ここまでのお話だけでも、本作でのピーター像が、これまでとは大きく変化していることが想像できますね。「シビル・ウォーキャプテン・アメリカ」での鮮烈デビューから10年。トム・ホランド版のスパイダーマンを演じ続ける榎木さんにとっても、キャラクターに対する思いは募っているのではないしょうか。

はい。スパイダーマンといえば“親愛なる隣人”ですし、他のマーベル・ヒーローに比べても、共感性がとても高いですよね。強く成長しているとは思いますけど、メンタルは僕ら普通の人間に通じる部分がたくさんあるし。

崇拝する対象ではなく、身近に感じて、自分と重ね合わせながら、応援できるのも魅力。それに「大いなる力には大いなる責任が伴う」というシリーズの名言もありますが、それを背負い、悩んだり葛藤する姿が、スパイダーマン、そして、ピーター・パーカーという人物に深みを与えていると思います。

――スパイダーマンが、ヒーローとして進化する姿も「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」の見どころです。榎木さんご自身は、声優としてこれからどんな“進化”を目指しているのか教えてください。

うーん、進化と言われると難しいですね。普段から「あまり自信を持ちすぎると危険だな」と思っていて、ですから進化や目標というよりは、常に「これでいいのか?」と自問自答しながら、前に進んでいくペースが僕には合っているのかなと。答えは分からないまま、ガムシャラに頑張っていきたいです。ピーターもそうですよね。迷いながら、一歩一歩進んでいて、そこはとても共感できます。

――ちなみに、スパイダーマンって「アベンジャーズドゥームズデイ」にも登場するんでしょうかねぇ……?

いやあ、それは本当に僕も何も知らないです!逆に何か情報、ご存知ですか?(笑)

「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」には、かつて世界の危機を救ってきた“アベンジャーズ”の一員で、最強のパワーを誇るハルクに変身することのできる科学者ブルース・バナー(演:マーク・ラファロ)も登場。ピーターが自身の身体に起こるDNAの変異を解明するために頼ることになる。日本語吹き替え版キャストを担当するのは、宮内敦士。榎木とのかけ合いにも期待したい。

【作品情報】
スパイダーマンブランド・ニュー・デイ

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