「ロード・オブ・ザ・リング」3部作でホビットのサム役を演じたショーン・アスティンが、同シリーズで名声を得る一方、自宅を売却せざるを得なかったと明かした。
アスティンは英ガーディアン紙のインタビューで、「あれほど露出したり、注目されたりする準備はできていなかった」と語った。「自分が受けている注目と、実際に自分たちが持っていたお金との間には隔たりがあった。大金ではまったくなかった。実際、あの3部作でとても少ない金額の契約をしてしまったために、家を売らなければならなかった」と告白した。
アスティンは、現在は「経済的にとても安定している」としながらも、「ロード・オブ・ザ・リング」が興行チャートを席巻していた当時はそうではなかったと振り返っている。報酬が少額にとどまったのは、同シリーズでは3部作を一括して撮影したことから、各作品の成功を受けてキャストが出演料を再交渉する機会はなかったためだ。
アスティンの共演者で主人公フロド役のイライジャ・ウッドは昨年、米ビジネス・インサイダーに対し、「1本作って、次の契約を再交渉するという形ではなかったので、その後の人生を安心して過ごせるような、ものすごく儲かる状況ではなかった」と語っていた。一方で、ニュー・ライン・シネマが3本を一度に撮影したことは「本当に大きな賭け」だったと指摘。財務リスクを抑えるため、アンサンブルキャストには「巨額の出演料ではない」金額が提示されたという。ウッドは当時、「その利点は、私たちの人生の一部として永遠に残るものに参加できたことでもあった」とも話している。
アスティンは以前、自身の出演料について「1本あたり約7万5000ドル」だったと明かしており、「ロード・オブ・ザ・リング」3部作全体での報酬は約25万ドルだったという。また、レゴラス役のオーランド・ブルームは、2019年にラジオ番組「The Howard Stern Show」で、3部作全体の出演料が17万5000ドルだったと語っている。
「ロード・オブ・ザ・リング」3部作は、2001年から2003年にかけて公開され、世界興行収入29億ドルを記録した。現在、ゴラム役のアンディ・サーキスが監督を務める「ハント・フォー・ゴラム(原題)」に加え、スティーブン・コルベアが共同脚本を手がける新作も開発中だ。アスティンがいずれかの作品でサム役を再演するかはまだ決まっていないが、もし出演することになれば、より良い報酬を求めるつもりだという。
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ロード・オブ・ザ・リング
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