7月30日(木) 3:20
お盆や年末年始の時期になると、家族そろって実家へ帰省する機会が増えます。しかし、家族4人で移動するとなると、新幹線代などの交通費だけで10万円を超えてしまうケースも少なくありません。特に繁忙期は運賃が高くなり、負担はさらに大きくなります。
帰省にかかる費用の内訳としては、新幹線や飛行機、高速道路代などの交通費をはじめ、現地での滞在費や外食費、お土産代などが挙げられます。移動距離が長くなるほど交通費の負担は重くなり、家計を大きく圧迫する原因となります。
「帰省費用の一部を親に出してもらってもよいのでは?」という疑問について、世間の実態を見ていきましょう。
株式会社ハルメクの「子世帯の帰省時にかかる費用負担に関するアンケート調査」によると、「全額子ども世帯が負担する」と回答した人はわずか22.8%程度にとどまり、回答者の約70%の家庭で「親世帯が全額または一部の費用を負担している」という結果になっています。
具体的には「全額親が負担」が約18%、「一部を親が負担」が約33%となっており、親が費用を援助するケースは世間的にも一般的であるといえます。
親世帯が負担している金額としては「1万円以上3万円未満」が約40%と最も多く、1回の帰省につき5万円未満の負担が全体の大半を占めています。
帰省費用の援助を期待・相談するかどうかは、双方の経済状況と関係性によって判断するのが好ましいでしょう。その際は無理のない範囲で考えることが大切です。親が年金を中心に生活しており、限られた収入の中で家計をやりくりしている場合や、自分たちの家計に余裕がある場合は、無理に親へ援助を求めるべきではないケースもあります。
もし親から「半分出そうか」などの申し出があった場合や、親都合で急な帰省を求められた場合は、素直に甘えるのもひとつの選択肢です。
直接「交通費を出してほしい」とお金を要求すると角が立つ可能性もあるため、「繁忙期で交通費が12万円ほどかかってしまうから、滞在中の外食費や食事代をサポートしてもらえると助かる」といった形で、滞在費の負担軽減から相談してみるのがスムーズでしょう。
お盆の帰省費用は交通費だけでも大きな出費となりますが、今回参照した調査結果では、約7割の家庭で親世代が何らかの費用負担をしているようです。
親からの申し出やサポートがある場合は感謝して甘えつつも、親の老後生活に過度な影響を与えないよう配慮することも重要です。
交通費の早期割引を活用したり、可能な範囲で帰省の時期をずらしたりするなど、家計と親の双方に配慮した工夫を取り入れながら、お互いが気持ちよく過ごせる帰省スタイルを見つけていきましょう。
株式会社ハルメク 子どもの帰省、親の負担相場は5万!?親子の経済事情
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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