7月30日(木) 9:00
2026年春に「ななつ星in九州」の全コースが一新され、九州各地の魅力をより深く体験できる内容へリニューアルされました。
「ななつ星in九州」は旅行商品のみで乗車可能な豪華寝台列車となっており、「九州を元気にする」という理念のもと、地域の文化や人との出会いを大切にした旅を提供しています。内装に九州の伝統工芸をあしらい、ラウンジやバー、そして茶室も設けられた豪華な空間であることも「ななつ星in九州」の特徴です。
その旅行代金はいずれも高めに設定されていますが、華やかなゲストルームでの宿泊だけでなく、「九州の食や伝統文化を味わう体験」という価値が存分に含まれているようです。
「ななつ星in九州」では、九州各地のお店やホテルなどで活躍する料理人が列車内で料理を提供するおもてなしが行われてきました。
2026年春からの新コースでは、その取り組みを引き継ぎながら、新たな料理人や料理提供施設も加わり、九州各地の食材や食文化をより幅広く楽しめる内容となっています。
九州各地で活躍する料理人により、その土地ならではの食材や調理法を取り入れた料理が提供されます。各県の有名店を巡るには、通常であれば移動時間の確保や予約の手配が都度必要ですが、「ななつ星in九州」では列車で移動しながらこうした地場の料理を楽しめることが大きな特徴といえるでしょう。
移動と食事をパッケージングし、列車そのものを食の舞台とすることで、九州を巡る旅をより一層特別な時間にしているのです。
提供される料理は単なる高級コース料理ではなく、九州各地の旬の食材や地域の文化を取り入れた料理となっています。料理人や地域とのつながりを大切にすることも「ななつ星in九州」のコンセプトとされており、料理そのものだけでなく、提供されるまでの過程も旅の価値となっています。
同じ九州各地を巡る旅であっても、単に観光旅行で有名店を訪れるのとは異なり、列車という特別な空間で土地ごとの食文化を感じられる体験に価値を感じる方も多いでしょう。
「ななつ星in九州」では、1泊2日の「くじゅうコース」が2名で宿泊の場合、1人あたり70万~95万円、3泊4日の「高千穂コース」「雲仙コース」では135万~185万円と、多くの旅行客にとって手軽な旅行とはいえないでしょう。
しかしその旅行代金には列車での移動や宿泊だけでなく、九州各地の有名料理人による食事、観光、車内サービス、地域との交流などがトータルパッケージされた体験が含まれています。
「有名店を自分で巡ったほうが安い」という考え方もある一方で、九州各地の料理人によるおもてなしや、移動時間そのものが食体験となる旅は、「ななつ星in九州」ならではの魅力といえるでしょう。
本記事の執筆時点での「ななつ星in九州」は、旅行とセットでのみ乗車可能な、いわゆるラグジュアリーなプランとなっています。
しかし単なる「食事」に留まらない、料理人との出会いや地域の文化に触れる時間、列車という特別な空間で過ごすひとときまで含めた体験価値で考えてみると、高額な旅行代の捉え方がまた変わってくるかもしれません。
九州旅客鉄道株式会社 JR九州クルーズトレインツアーデスク クルーズトレイン「ななつ星in九州」
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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