人気シリーズ待望の最新作となる「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」が7月31日、日米同時公開される。愛する人を救うために、世界中の人々から自分の存在を消し去る決断をしたピーターの“新章”が描かれる本作は、スパイダーマンに発現する「力の覚醒」や、NYを襲う正体不明の「新たな敵」との激闘が繰り広げられていく。
そこで2002年公開の「スパイダーマン」を皮切りとした実写シリーズ作をはじめ、別次元を舞台にした「スパイダーマンスパイダーバース」、世代を問わず楽しめるアニメーション作品まで、ディズニープラスで配信されている13作品で「スパイダーマン」の戦いを振り返りたい。
【トビー・マグワイア主演・初代シリーズ】
●「スパイダーマン」
トニー・マグワイアが主演した「スパイダーマン」初代シリーズは、主人公が「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という命題と向き合い、葛藤しながら“最愛の隣人”として活躍する成長物語として支持を集めた。平凡なティーンエージャーのピーター・パーカーは、放射能を浴びたクモに誤って噛まれたことから、並外れたスーパーヒーローに変身する。
最愛の伯父が強盗に殺されると、若きピーターは自分の力で仇を討つことを誓う。そしてその能力を使い、正義のため悪と戦う決意をする。一方、ピーターの親友ハリー(ジェームズ・フランコ)の父親で天才科学者のノーマン(ウィレム・デフォー)は、軍事目的で開発した新薬の実験台に自らなるが、その副作用で恐るべき敵グリーン・ゴブリンに変身してしまう。
●「スパイダーマン2」
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。大学生になったピーターは、スパイダーマンとして日夜ニューヨークの街を守りながら、学業とアルバイトを両立させるべく悪戦苦闘していた。そんな彼の前に、狂信的で複数の触腕を持つ“ドック・オク”として生まれ変わったDr.オクタビアス(アルフレッド・モリーナ)が新たな敵として立ちはだかる。思いを寄せるMJ(キルステン・ダンスト)がドック・オクに誘拐され、スパイダーマンは即座に行動を起こす。
●「スパイダーマン3」
サム・ライミ監督による初代シリーズの最終章。ピーターは、自分の父を殺したのはスパイダーマンだと思い込み、復讐心を燃やしニュー・ゴブリンとなった親友ハリー、脱獄囚マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が逃げ込んだ研究所で分子分解の実験に巻き込まれ、砂の体と化したサンドマンと対峙。同時に、伯父を殺した真犯人がマルコだと知り憎悪にかられるピーターは、謎の黒い生命体に寄生され、高い戦闘力を持つブラック・スパイダーマンに変身する。
【アンドリュー・ガーフィールド主演・アメイジングシリーズ】
●「アメイジング・スパイダーマン」
アンドリュー・ガーフィールドを主演に迎えたリブート作品で、スパイダーマンのオリジンストーリーが、よりダークで複雑に展開する。少年時代に両親に見捨てられ、ベンとメイの伯父さん夫婦に育てられた落ちこぼれの高校生ピーター・パーカーは、自分が何者であるのか思いをめぐらせた。そんなある日、13年前に失踪した父親の遺品である謎のブリーフケースを発見。秘密を思いがけず知ってしまったことから、スパイダーマンとして生きていく決意をする。
●「アメイジング・スパイダーマン2」
ニューヨークの人々を守り、愛するグウェン(エマ・ストーン)との日々を送るピーター。しかし、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)の帰還がそんな日常に変化をもたらす。さらに、高圧電流を武器とするエレクトロ(ジェイミー・フォックス)、強力なサイ型パワードスーツの超人ライノ(ポール・ジアマッティ)、高速グライダーで全てを切り裂く冷酷なグリーン・ゴブリンら、スパイダーマンなき世界を作ろうと目論む強敵が次々と出現する。
【トム・ホランド主演・MCUシリーズ】
●「スパイダーマンホームカミング」
トム・ホランドが演じ、「シビル・ウォーキャプテン・アメリカ」で鮮烈なMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)デビューを飾ったスパイダーマン/ピーター・パーカーが活躍する新シリーズ。ベルリンでのアベンジャーズ同士の対決に、興奮冷めやらぬ様子の高校生ピーター・パーカーは、“故郷”ニューヨークに戻ってきた。
その後も、トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)からもらった特製スーツを駆使し、放課後の部活ノリで街を救う活動にいそしんでいたが、そんなピーターの前に、トニーに恨みを抱く謎の敵バルチャー(マイケル・キートン)が出現。ヒーローとして認めてもらい、アベンジャーズの仲間入りをしたいピーターは、トニーの忠告を無視して、たったひとりで戦いに挑むのだが……。
●「スパイダーマンファー・フロム・ホーム」
舞台は「アベンジャーズエンドゲーム」後の世界。夏休みの研修旅行で、ヨーロッパへ行くことになったピーターは、旅行中に思いを寄せるMJ(ゼンデイヤ)に告白しようと計画していたが、最初の目的地であるベネチアで、水を操るモンスターが出現。街は大混乱に陥るが、突如現れた謎のヒーロー、ミステリオことベック(ジェイク・ギレンホール)が人々の危機を救う。ベックは自分の世界を滅ぼした「エレメンタルズ」が、ピーターたちの世界にも現れたことを告げる。
●「スパイダーマンノー・ウェイ・ホーム」
ミステリオの死闘に勝利したピーターだったが、ついにその正体が暴かれ、平穏な日常は一変してしまう。MJや親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)、メイおばさん(マリサ・トメイ)ら身近な大切な人にも危険が及ぶことを恐れたピーターは、共にサノスと闘ったドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)に助力を求める。
魔術の力で自分がスパイダーマンだと知られていない世界にしてほしいと頼むが、その危険な呪文がマルチバースの扉を開き、ドック・オク、グリーン・ゴブリン、エレクトロ、サンドマン、リザードといった強敵たちを呼び寄せることに。最大のピンチに立たされたピーターの前に現れたのは、別の時空に生きるピーター・パーカー/スパイダーマン(トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド)だった。
【スパイダーマンスパイダーバース】
●「スパイダーマンスパイダーバース」
時空が歪められたことにより、異なる次元で活躍するスパイダーマンたちが集められた世界を舞台に、主人公の少年がスパイダーマンとして成長していく姿を描いた長編アニメーション映画。革新的な映像表現が高く評価され、第91回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞し、トム・ホランドも「スパイダーマン」映画のお気に入りNo.1に推している。
ニューヨーク・ブルックリンの名門私立校に通う中学生のマイルス・モラレスは、スパイダーマンとしての能力をうまく発揮できずにいた。そんなある日、時空の歪みによって、マイルスの世界にやってきたピーター・パーカーと出会い、ピーターの指導の下で一人前のスパイダーマンになるための特訓を開始する。
●「スパイダーマンアクロス・ザ・スパイダーバース」
マルチバースを自由に移動できるようになった世界。マイルスは、スパイダーマン2099ことミゲル・オハラやピーター・B・パーカーら、さまざまなユニバースから選ばれたスパイダーマンたちと出会い、彼らから「愛する人と世界を同時に救うことができない」というスパイダーマンの“悲しき定め”を突きつけられる。
それでも、マイルスは両方を守り抜くことを誓うが、運命に抗い真理を変えようとするマイルスの前に、無数のスパイダーマンが立ちはだかり、スパイダーマン同士の戦いが幕を開ける。なお、本シリーズは「スパイダーマンビヨンド・ザ・スパイダーバース」(2027年夏全米公開予定)で完結することになっている。
【アニメーション作品】
●「スパイダーマンフレンドリー・ネイバーフッド」
おなじみの愛称“親愛なる隣人”がタイトルに冠された、スパイダーマンの新アニメシリーズ。高校1年生のピーター・パーカーがクモに噛まれ特殊なパワーを得てから、スパイダーマンになるまでの道のりが、これまで誰も見たことのない冒険と、初期コミック本のルーツを讃えるスタイルで新たに描かれる。2026年秋にはシーズン2の配信が決定している。
●「マーベル アルティメット・スパイダーマン」
高校に通いながら、1人で地道にヒーロー活動を行うという二重生活を送っているピーター・パーカーの前に、諜報機関S.H.I.E.L.D.長官ニック・フューリーが現れ、訓練を受ければ「アルティメット・スパイダーマン」(最高のスパイダーマン)になれると誘いをかけてくる。こうして、S.H.I.E.L.D.のメンバーとしてのスパイダーマンの新たな戦いが始まった。
●「マーベル スパイダーマン」
「マーベル アルティメット・スパイダーマン」放送終了後に、別バージョンのリブート作品として製作されたアニメーションシリーズ。特殊なクモにかまれ、特殊能力を持つようになった15歳のピーター・パーカーは、戸惑いつつも街を悪から守ろうとする。普段はスパイダーマンであることを隠しているが、親友が悪に染まっていくのに気づき……。
【作品情報】
・
スパイダーマンビヨンド・ザ・スパイダーバース
【関連記事】
・
「スパイダーマン ブランド・ニュー・デイ」、批評家から「シリーズ最高傑作」の声
・
「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」ピーターが歩んだ軌跡と新たな戦いを描いたエモい最終予告完成!
・
【「スパイダーマンブランド・ニュー・デイ」会見レポ】トム・ホランド、スパイダーマンへの情熱や愛情は「スーツを着る機会に恵まれるたびに大きくなる」
©2026 CPII. All Rights Reserved. © & ™ 2026 MARVEL.