ディズニー・アニメーションの名作を<超>実写映画化した「モアナと伝説の海」が日本でも劇場公開を迎える。ひと足早く公開されたアメリカでは、初週全米No.1の好スタートをきったばかり。「ディズニー史上最高の実写化映画」と評する声も出ており、全米映画批評サイトRotten Tomatoes(オーディエンススコア)でも好スコアを記録中だ。
そこで、原作となった長編アニメーション「モアナと伝説の海(2016)」、その続編にあたる「モアナと伝説の海2」のあらすじやキャラクター、楽曲の魅力をご紹介。ディズニープラスで配信されている両作品を視聴し、ぜひ新たな“航海”の準備をしてほしい。
<目次>
●「モアナと伝説の海(2016)」
【作品概要】
【あらすじ】
【キャラクター】
【主な楽曲】
●「モアナと伝説の海2」
【作品概要】
【あらすじ】
【新たなキャラクター】
【主な楽曲】
●「モアナと伝説の海(2016)」
【作品概要】
壮大で美しい海が広がる南太平洋のポリネシアにインスパイアされた楽園で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛し、海に導かれた少女モアナが、傷つき悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る。日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51.6億円を超える大ヒットを記録。さらに23年には全世界のストリーミング配信サービスで史上最も視聴された映画となり、ディズニープラスでも現在までに驚異の10億時間再生を超える。第89回アカデミー賞で、長編アニメーション映画賞にノミネートされた。
【あらすじ】
かつて世界を生んだ命の女神テ・フィティの心が、伝説の英雄と言われたマウイによって盗まれ、世界に闇が生まれた。それから1000年にわたり、モアナの生まれ育った島モトゥヌイでは、外洋に出ることが禁じられていた。そんなある時、島で作物や魚たちに異変が発生。海の不思議な力に選ばれた少女モアナは、いまもどこかで生きているマウイを探し出し、テ・フィティの心を元あった場所に戻すことができれば世界を救えると知り、父親の反対を押し切り大海原に旅立つ。
【キャラクター】()内は声優
・モアナ(アウリイ・クラバーリョ/屋比久知奈)
海と特別な絆で結ばれた少女。島のリーダーになることをプレッシャーに感じながらも、その期待に応えようとしている。大海原の先に何があるのかという探求心を持っている。そんな彼女なら世界を救えると、海は未来を託した。
・マウイ(ドウェイン・ジョンソン/尾上松也)
海と風を司る半神半人。神に与えられた釣り針で自然現象を自在に操り、どんな生き物にも姿を変えられる。体に現れるタトゥー“ミニ・マウイ”が、彼の本心や道理に反する行動を抑止する役割を果たす。
・タラおばあちゃん(レイチェル・ハウス/夏木マリ)
モアナの良き相談相手で親友でもあるモアナの祖母。島の歴史や伝統に詳しく、子どもたちに語り伝えている。モアナが海に選ばれた特別な少女だと気づいている。
・トゥイ(テムエラ・モリソン/安崎求)
モアナの父で、モトゥヌイの村長。村民から尊敬される頼もしいリーダーで、「珊瑚礁を超えてはいけない」という掟を頑なに守っている。
・シーナ(ニコール・シャージンガー/中村千絵)
モアナの母。トゥイと共に村民の暮らしを支えている。航海に出たいモアナの気持ちを尊重し、そっと送り出す。
・タマトア(ジェマイン・クレメント/ROLLY)
海底にある魔物の国ラロタイで暮らす巨大なカニのモンスター。光り輝くものを集めるのが大好き。
・ヘイヘイ(アラン・テュディック)
モアナが可愛がっているニワトリ。前に進むこと、エサをついばむこと、叫ぶことしかできない。目の前にあるものを何でも飲み込む癖がある。
・プア
モアナに忠実な泣き虫で怖がりな子ブタのペット。モアナと一緒に海に出ようとしたが、波にのまれて以来、海を怖がっている。
・カカモラ
見た目はキュートだが、冷酷で残忍な海賊。海の漂流物に覆われた船の上に暮らし、宝探しに明け暮れている。ココナッツでできた鎧を身に着け、毒矢を武器に、相手を攻撃する。
・テ・カァ
大地と炎の悪魔で、溶岩の魔物。マウイが奪った“心”を追い求めながら、世界に闇を広げている。
【主な楽曲】
・「どこまでも ~How Far I'll Go~」
モアナが憧れの海への思いを歌う楽曲。島のリーダーになることを期待され、大海原に出ることを禁じられていたモアナが、海の先に何が待っているのか不安を感じながらも、神秘の大海原へ旅立つことを自分で決断する気持ちが表現されている。数々の賞に輝くリン=マニュエル・ミランダによる本作を象徴する楽曲で、第89回アカデミー歌曲賞にノミネートされた。南国の風を感じさせる雄大なメロディと、エモーショナルなミュージカル調の展開が特徴だ。
・「俺のおかげさ」
マウイが人間たちに火を与えたり、島を引っ張り上げたりと、自分の偉業を自慢しまくる愉快なラップ曲。ユーモア溢れる陽気な性格で、自信家の一面も持つマウイの性格が反映されており、「どういたしまして、ユアウェルカム」というサビ部分も癖になる。モアナをからかいながらも、頼れる一面を見せるマウイの陽気で憎めない魅力が全開になった楽曲だ。
・「シャイニー」
海底に暮らす暮らす巨大カニのタマトアは、光り輝くものを集めるのが大好き。自己中心的でうぬぼれが強く、キラキラの宝物で飾り立てた自分の姿を、とても美しく最高にカッコイイと信じている。そんな彼が自信満々に「いかに自分が輝いているか」を自己アピールする楽曲は、グラマラスでロック調な、まさに“キラキラ”な仕上がりだ。
●「モアナと伝説の海2」
【作品概要】
モアナが故郷の島を救ってから3年後。可愛い妹も誕生し、少し大人になったモアナは、まだ見ぬ海のどこかにいる“仲間”を探していた。それは想像を超える冒険の始まりだった。当初、ディズニープラス向けのシリーズとして企画されていたが、劇場公開に変更。世界興収は10億ドルを突破し、日本でも前作超えの興収51億6100万円を記録した。監督はロン・クレメンツ&ジョン・マスカー(「リトル・マーメイド」「アラジン」)から、前作にストーリーアーティストとして参加したデビッド・G・デリック・Jr.にバトンタッチされた。
【あらすじ】
妹シメアが生まれて少し大人になったモアナは、愛する家族や島の仲間たちに囲まれながら、以前は禁じられていた海へと航海に繰り出す日々を送っていた。そんなある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれてしまった。海の果てにある島にたどり着けば呪いが解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知ったモアナは、人々の絆を取り戻すため立ちあがることを決意。風と海を司る半神半人のマウイや島の新たな仲間たちとともに、危険に満ちた冒険の旅に出る。
【新たなキャラクター】()内は声優
・モニ(フアラライ・チャン/小関裕太)
英雄として語られるマウイとモアナを“推す”伝説マニアの青年。島の歴史や神話にも詳しく、鋭い観察眼を持っており、モアナにとっては頼もしい存在。
・ロト(ローズ・マタフェオ/鈴木梨央)
天才肌の頼れる船大工の少女。モアナの冒険に欠かせない大きなカヌーを設計し、過酷で危険な状況に陥っても瞬時に対応する。
・ケレ(デビッド・フェイン/山路和弘)
植物を愛し、農作物にも詳しい料理担当の老人。頑固で口数は少ないが、その知識と経験で、モアナたちの航海を支えている。
・マタンギ(アウヒマイ・フレイザー/ソニン)
コウモリのように舞い、モアナを惑わせる。モアナが使命を背負い、大きな困難を乗り越えていく上で重要なカギを握っている。
・シメア(カリーシー・ランバート=ツダ/増留優梨愛)
モアナが大好きで、航海からの帰りを心待ちにしている3歳の妹。海に旅立つモアナに、自分の分身として宝物のヒトデを託す。
・タウタイ・ヴァサ(ジェラルド・ラムジー/山野井仁)
モアナの祖先で、モトゥヌイの最初の村長。すべての海をつなぐ1000年に1人の「導く者」で、世界の分断を解決するための重要なカギとして幻影の中に登場する。
・ナロ(トゥフィガ・フェプレアイ/間宮康弘)
人間を憎む嵐の神。人間たちの繋がりを引き裂くため、神秘の島モトゥフェトゥを海に沈める。
【主な楽曲】
・「ビヨンド~越えてゆこう~」
1000年ぶりの“導く者”となったモアナが、自分の果たすべき使命を知り、戸惑いながらも旅立つことを決意するシーンで歌う感動的なミュージカルナンバー。危険な航海を前に、大切な仲間や家族と離れることへの葛藤や迷いが心に生まれながら、それでも困難を越えてゆこうと、自分自身を鼓舞する本楽曲の後半で、モアナが強い決意を歌い上げ、大きな盛り上がりを見せる。前作の劇中歌「モアナ」の歌詞にもあったフレーズ「わたしはモアナ」が印象的だ。
・「帰ってきた、本当のわたしに」
遥か彼方の海へと航海に繰り出す自由に胸を膨らませ、自分の心のままに生きられることへの喜びを歌い上げる。ディズニーミュージカルの代名詞ともいえる明るいオープニング楽曲が、見る者を一気に、モアナの世界へと導く。木製ドラム、民族楽器、コーラスを駆使し、サモアにルーツを持つ“太平洋の島々の音”が編曲に盛り込まれている。
・「できるさ!チーフー!」
ディズニーミュージカルとしては珍しい、力強い高速ラップを含む楽曲。強い信念をもって航海に出たものの、幾度となく直面する困難に挫けそうになるモアナを励ますために、マウイが力強く歌い上げる。劇中では、巨大な釣り針を大きく振り回しながらマウイが「お前だけがつくれるヒストリー」「これは運命」など、モアナの進むべき道を示しながら、前向きな言葉を投げかける。
・「迷え!」
モアナは海の果てにある島を目指すが、その島が見つからず、巨大な貝の迷宮に囚われてしまう。そこで彼女はコウモリのように舞うマタンギと出会い、「道を見つけたいなら、迷いなさい」というアドバイスを受ける。「とんでもないアドバイスね!」(モアナ)、「ちゃんと聞いていないでしょ」(マタンギ)。実は使命を背負うモアナにとって、マタンギの言葉は、いずれ大きな意味を持つことになる。
【作品情報】
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モアナと伝説の海
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