原田マハ監督デビュー作「無用の人」第74回サン・セバスチャン国際映画祭コンペティション部門に選出 蒼井優演じる主人公の姿を捉えた場面写真も公開

原田マハ監督デビュー作「無用の人」第74回サン・セバスチャン国際映画祭コンペティション部門に選出 蒼井優演じる主人公の姿を捉えた場面写真も公開

7月28日(火) 18:00

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作家・原田マハが、脚本・監督デビューを果たす映画「無用の人」がスペイン語圏最大の映画祭である第74回サン・セバスチャン国際映画祭(開催期間 9月18日〜26日)のコンペティション部門に選出。来年1月の日本公開に先駆けて、ワールドプレミア上映されることが決定した。

原作は、原田が2014年に刊行した短編集「あなたは、誰かの大切な人」(講談社文庫)に収録された一編。美術館で監視員を務める主人公・聡美が、自らの元に届いた謎の「鍵」をきっかけに、この世を去った自身の父との記憶をたどっていく物語だ。突然届いた一つの荷物から、やがて家族でさえ知らなかった父の晩年の姿が明らかになってゆく人間ドラマを原田自らの手で映像化する。

原田にとって、スペインは自身の代表作「暗幕のゲルニカ」執筆のために2週間に渡り取材を敢行した過去があり、特別な意味を持つ国だ。しかし、当時サン・セバスチャンは、取材の際に唯一訪問できず心残りだったといい、今回同映画祭へ監督デビュー作が出品されたことで晴れて念願が叶うこととなった。選出にあたって、「父と娘のささやかな幸せを描いた本作が、この映画祭から世界へ飛び立ち、多くの方々の心の窓辺に留まる幸せの小鳥となることを願っています」と、初の海外映画祭に向けてコメントを寄せている。

あわせて、蒼井優演じる主人公・聡美が、亡くなった父・唯一(イッセー尾形)が残した詩集を手に取る一場面を切り取った場面写真も初披露された。

原田マハ監督 コメント全文
伝統あるサン・セバスチャン国際映画祭コンペティション部門に選出され、望外の喜びです。「暗幕のゲルニカ」の取材でバスク地方を訪れた際、豊かな文化が息づく風土で芸術と平和を愛する人々に出会い、深い感銘を受けました。父と娘のささやかな幸せを描いた本作が、この映画祭から世界へ飛び立ち、多くの方々の心の窓辺に留まる幸せの小鳥となることを願っています。

「無用の人」は2027年1月全国公開。

【作品情報】
無用の人

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©2026 映画「無用の人」製作委員会
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