板東英二さん死去、86歳「あ・うん」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞

2014年、沖縄映画祭にて「ミスター・ベースボール」の舞台挨拶に立った板東英二さん

板東英二さん死去、86歳「あ・うん」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞

7月28日(火) 15:30

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元プロ野球選手で、俳優、タレントとしても広く親しまれた板東英二さんが7月22日、慢性心不全のため死去していたことが公式サイトで発表された。86歳だった。

1940年4月5日、旧満州国に生まれた板東さんは、徳島県立徳島商業高等学校に進学。投手として活躍し、1958年の夏の甲子園では、準優勝を果たした。同大会で記録した83個の奪三振は、一大会における通算最多奪三振記録として現在も保持されている。翌1959年に中日ドラゴンズへ入団。11年間にわたって在籍し、通算77勝を挙げ、3度のオールスター出場を果たすなど第一線で活躍した。

引退後は野球解説者や評論家として活動を開始し、のちにタレント、俳優へと活動の幅を広げた。中でも高倉健、富司純子と共演した「あ・うん」(89)での演技は高く評価され、第13回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ、ブルーリボン賞などを受賞した。持ち前の親しみやすいキャラクターで、ジャンルを問わず長年にわたって活躍し、TBSの「世界ふしぎ発見!」での黒柳徹子らとのやり取りは人気を博した。映画の宣伝イベントにもゲストとして登壇したこともある。

公式サイトには、「急な旅立ちとなり私共も心の整理がつきませんが、晩年は、周りの皆様が最後まで本当にあたたかく見守ってくださったお陰で、家族に囲まれ穏やかな時間を過ごせましたこと、故人にとっては何よりの幸せだったと思います」という家族からのコメントが寄せられた。

【作品情報】
あ・うん

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