スポーツグラウンドで酷暑から体を守る冷却システム日本体育施設が開発し、法政大学が検証

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スポーツグラウンドで酷暑から体を守る冷却システム日本体育施設が開発し、法政大学が検証

7月27日(月) 16:30

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スポーツ施設の建設、管理・運営を手がける日本体育施設(東京)は、微細なミストを地面から発生させ、その気化熱によってグラウンドの温度を下げる装置「フィールド冷却細霧システム『エアリーミスト』」を開発し、法政大学の研究チームが暑熱下でのアスリートの身体的安全性やトレーニングの質の向上について検証した。

同システムは、スポーツ施設「Anker フロンタウン生田」(川崎市)に導入した。「Anker フロンタウン生田」は、サッカーの川崎フロンターレの若手育成組織「アカデミーチーム」が練習拠点として使用している。

井上尊寛准教授らの研究チームが2025年8月に検証を行ったところ、(1)日によって心拍数の上昇が抑制された(2)日によって深部体温の上昇が抑制された(3)表面温度の上昇が一貫して抑制された―などが確認でき、ミスト散布が夏季の熱ストレスを軽減し、安全で継続的なトレーニング環境を構築する有効な手段であることが明らかになった、としている。川崎フロンターレU-15生田の久野智昭監督は「選手のみならずスタッフも練習に集中できた」と評価した。

研究成果は26年1月10、11日に開催された「第23回 日本フットボール学会大会」で発表された。

同システムは、ミストノズルにゴム製のカバーを装着するため、プレーの邪魔にならない。従来型の散水方式は大容量の受水槽や大型ポンプが必要だが、同システムの使用水量はサッカー場1面当たり毎分40~45リットル程度で、ランニングコストが削減できるという。

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