ジム・キャリー主演のコメディ「マスク」や「スコーピオン・キング」で知られるチャック・ラッセル監督が、米カリフォルニア州サンディエゴの自宅で死去したと、代理人が米バラエティに明らかにした。74歳だった。
ラッセル監督の代表作は、1994年の「マスク」だ。古代の仮面をつけた冴えない銀行員が、緑色の顔をした陽気な怪人に変身する姿を描いたアクションコメディで、当時ほぼ無名だったジム・キャリーをスターダムに押し上げ、映画初出演のキャメロン・ディアスの出世作にもなった。特殊効果はジョージ・ルーカス率いるILMが手がけ、アカデミー賞視覚効果賞にノミネートされた。
監督デビュー作は1987年の「エルム街の悪夢3惨劇の館」で、人気に陰りが見えていたホラーシリーズを立て直したと評価された。2002年には「ハムナプトラ」シリーズのスピンオフ「スコーピオン・キング」を手がけ、当時プロレスラーだったドウェイン・ジョンソンに初主演の座を与えた。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション「イレイザー」など、話題作を次々と送り出した。
ジム・キャリーは、ラッセル監督を悼む声明を発表した。
「チャック・ラッセルと仕事ができたことを、私は光栄に思う。『マスク』の撮影中、彼は現場に、あふれるような、子どものような驚きと仲間意識をつくり出してくれた。キャストもスタッフも、みんなが彼の遊び心に触れ、心を動かされた。『マスク』は、私の創作人生の宝のひとつだ。ありがとう、チャック」
自宅で倒れているのが見つかったのは7月22日で、死因は明らかにされていない。
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マスク
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