10月9日公開の劇場アニメ「どこよりも遠い場所にいる君へ」に、上坂すみれ、羽多野渉、岡本信彦、松岡禎丞が出演し、主題歌をシンガーソングライターのとたが担当することが明らかになった。本予告映像と本ビジュアルも公開されている。
原作は、阿部暁子氏が2017年に上梓した青春小説(集英社刊)。とある事情で都会を離れ、自然豊かな離島・采岐島(ときしま)の高校に進学した月ヶ瀬和希(CV:石橋陽彩)は、「神隠しの入り江」で倒れていた少女・秋鹿七緒(永瀬アンナ)を発見する。そして和希は、1974年からやって来たという彼女と交流するなかで、驚きの言葉を聞かされるのだった。
今回発表されたキャストは、和希や七緒が通う采岐島高校の生徒役を担当。上坂は明るく誰からも好かれる優等生の三島たまき役、羽多野はおおらかで実直な相葉修治役、岡本は和希の友人で賑やかな矢野顕光役、松岡は和希を目の敵にする須加ヨシキ役を務める。
とたが歌う主題歌のタイトルは「オリーブ」。とたは、劇中歌「鳳仙花」も担当することも発表済みだ。
本予告映像の前半には、本来出会うはずのなかった和希と七緒が、夏の采岐島でともに過ごす日常の様子を収録。「オリーブ」が流れる後半では「言えない過去」「消えない傷」「秘められた真実」という不穏なキーワードが登場。抗えない運命に翻ろうされ、やがて決断を迫られる2人の姿が描かれる。
本ビジュアルは、キャラクターデザイン・総作画監督を務めるイラストレーターのへちまによる、描き下ろしイラスト。采岐島の海と砂浜を背景に、グランドピアノを弾く和希と、波打ち際に立つ七緒の姿が切りとられている。
7月24日に、ムビチケ前売り券が発売されることも決まった。価格は一般1600円、小人900円で、特典としてティザービジュアルをあしらったA4クリアファイルが付属する。各劇場窓口、メイジャー通販、MOVIE WALKER STOREで取り扱う。ムビチケデジタルカードが付くオンライン券も同時発売。8月4日からは、@Loppi限定でアクリル時計付ムビチケ前売り券も販売する。価格は5450円。
キャスト、アーティストからのコメント全文は以下の通り。
【上坂すみれ(三島たまき役)】
このたび「どこよりも遠い場所にいる君へ」にて、三島たまき役を演じさせていただきます!
たまきはオーディションを受けさせていただいたのですが、クラスの優等生として明るく可愛い女の子でありつつしっかりと内面の機微を感じるところに一番共感を感じるキャラクターでした。島という、特異にして美しい監獄を舞台に、きりきりと心が絞られるような素敵なストーリーが紡がれています。ぜひ大きなスクリーンで観ていただきたいですし、私も観たいですっ!どうぞ公開をお楽しみに……!!
【羽多野渉(相葉修治役)】
オーディションの時に初めてシナリオに触れたのですが、秘密を抱えた主人公、謎の少女、美しい離島、神隠し伝説と、大好きな要素が散りばめられていてワクワクしました。
とても瑞々しい素敵な作品への出演が決まってうれしく思います。
自分は海のない長野の農村で生まれ育ったのですが、田舎には田舎にしかない時間の流れ方があるのかと思います。
采岐島でのゆったりとした時間のなかで育まれた「おおらかさ」が表現できたらいいなぁと思って収録に臨みました。
みなさま、どうぞこの不思議で美しい物語をお楽しみくださいね。
【岡本信彦(矢野顕光役)】
日常のすぐ隣に非日常が溶け込んでいるような、どこか懐かしくてノスタルジックな空気感が魅力の作品です。
主人公が海岸でひとりの少女と出会うところから本格的な物語が始まります。
いわゆるボーイミーツガールの要素があるのですが、この少女の存在が最後まで物語の大きな鍵を握っていて、「この子はいったい何者なんだろう?」と自然に少女の謎に引き込まれていくのではないでしょうか。
切なさや青春、そしてミステリー要素が混ざり合い、青春SFが好きな人には特に刺さる作品となっております。
僕はそのなかでも友だちポジションとして参加しておりまして、青春の会話を楽しませていただきました。
収録も一瞬で終わってしまったので、もっとしゃべりたかったです(笑)。
みなさま、ぜひタイトルの意味も含めて楽しんでくださいね。
【松岡禎丞(須加ヨシキ役)】
このたび、須加ヨシキ役で携わらせていただくことになりました松岡禎丞です。
この作品はある種、現代社会を表していると思います。
見ていただけると如実に感じていただけると思いますが、ひとつの因縁がひとりの人間の人生を反転させてしまうこともありえるという。でもそれが本人は悪くはなく、周りの環境がそうさせてしまった、など……。
ストーリー的には最終的に、え?これ……、と思う展開が待っているので楽しみにしていてください。
僕の役は、多分……みなさまは許せないと思うので、大いになじってください。
でも思いっきり演じさせていただきました。悔いはないです。
公開前は何を言ってるかわからないと思いますが、この作品を見ていただけたらわかると思います。
さまざまな感情を抱かせる作品なので、いろいろな方にぜひ見ていただきたいです。
「どこよりも遠い場所にいる君へ」よろしくお願いいたします。
【とた(主題歌)】
劇中歌「鳳仙花」に続いて主題歌「オリーブ」も担当させていただきました。
光栄です。音楽という形でこの作品に携わらせていただけたことで、自分の私生活でも鍵盤に触る時間が増えたような気がしています。ありがとうございます。
主題歌を制作するにあたって、自然と和希との共通点が自分のなかにいくつか浮かび上がっていました。
そして、そのひとつが「オリーブ」という曲になりました。
私にとってオリーブというものは「平和」や「再生」という言葉を想起させる存在です。
受け取ったその葉に気付いた時、どんな旋律を鳴らすだろう、どんな言葉を尽くすだろう、どんな色が芽吹くだろう。考えるほどその果てしなさに縺れてしまいそうにもなりましたが、走るように書いたこの曲をバトンとして、映画を観たみなさんに渡せることが今は楽しみです。
映画「どこよりも遠い場所にいる君へ」、合わせて主題歌「オリーブ」もそれぞれ受け取ってもらえたらうれしいです。
【作品情報】
・
どこよりも遠い場所にいる君へ
【関連記事】
・
【最新版】本当に面白いおすすめ映画ランキングTOP30絶対に何度も見るべき“傑作”を紹介
・
Netflixで観てほしいおすすめの人気映画30選~編集部厳選~
・
【本当に怖い映画30選】トラウマ&衝撃作を“ジャンル不問”で編集部が厳選
(C)阿部暁子/集英社・『どこよりも遠い場所にいる君へ』製作委員会