「ボラット」サシャ・バロン・コーエン、極秘の新作は自身の初監督作だった

サシャ・バロン・コーエン

「ボラット」サシャ・バロン・コーエン、極秘の新作は自身の初監督作だった

7月26日(日) 18:00

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「ボラット」で知られるサシャ・バロン・コーエンが、極秘で撮り終えていた新作映画で、自ら初めて長編監督を務めていたことを明らかにした。人気キャラクター「アリ・G」を復活させた「Ali G: Who Iz I?(原題)」で、米国で10月23日に公開される。

アリ・Gは、コーエンが英国のテレビで生み出したキャラクターだ。ヒップホップにかぶれた若者になりすまし、実在の著名人に的外れな質問をぶつけては、相手を戸惑わせる。過去には言語学者のノーム・チョムスキーらが標的になった。スクリーンでは、2002年の映画「アリ・G」以来の復活となる。

撮影が極秘で進められたのには、理由がある。コーエンの手法は、架空の人物になりすまし、仕掛けを知らない相手に突撃して、素の反応を引き出すというものだ。彼を世界的に有名にした「ボラット」も、この手口で撮られた。本人だと気づかれては、仕掛けそのものが成立しない。今回の発表も、アリ・Gになりきったコーエン本人がSNSに動画を投稿する形で行われ、「ついに俺のドキュメンタリーができた」とキャラクターのなまり口調で告知した。

近年のコーエンは、シリアスな役でも評価を得てきた。アーロン・ソーキン監督の「シカゴ7裁判」では実在の活動家を演じ、演技派としての一面を見せている。原点というべきキャラクターに立ち返る今回の新作で、コーエンはついに監督業にも足を踏み入れることになった。米国での公開は10月23日で、日本公開は未定となっている。

【作品情報】
ボラット栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

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Photo by Rick Rycroft-Pool/Getty Images
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