「裏ワザ」で往復1,500マイルでJALに乗ってみる【コラム】

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「裏ワザ」で往復1,500マイルでJALに乗ってみる【コラム】

7月25日(土) 14:15

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往復1,500マイルで日本航空(JAL)の国内線に乗ってみた。いつでも何回でもできるわけではない意味では「裏ワザ」だが、しっかり手順を踏めば、誰でもできる、公式の方法なので、紹介してみることにする。

「裏ワザ」の入り口は「どこかにマイル」

どこかにマイル
今回利用したのは、国内線特典航空券「どこかにマイル」。提示された4つの行き先から選ばれた1か所への往復航空券を利用できるサービスで、東京/羽田、大阪/伊丹または大阪/関西、福岡、札幌/千歳または札幌/丘珠発着便が利用できる。
路線によって往復9,000~21,000マイルが必要だが、「どこかにマイル」は行き先にかかわらず、通常は往復7,000マイルで往復航空券に交換できる。また、空港によって必要な旅客施設使用料なども不要。でも、あくまで往復7,000マイルのサービスであって、1,500マイルでは利用できない(ようにみえる)。

JALモバイル会員は「どこかにマイル」がさらにお得に


今回利用したのは、「JALモバイル会員限定『どこかにマイル』」。JALモバイル会員限定で、国内線特典航空券「どこかにマイル」を利用できるクーポンに1,500マイルで特典交換できるサービスだ。必要なマイル数が異なるだけで、「どこかにマイル」のサービス自体は同一。ただ、「どこかにマイル」自体は、必要なマイル数があれば何回でも交換できるのに対し、1,500マイルで特典交換できるのは、年度(4月~翌3月)内1回のみ。
JALモバイルの費用も生じるので、往復1,500マイル”だけ”で行けると言い切れるわけではない。ただ、JALモバイルのサービスを最も安価に利用する場合、データeSIM 2GBプランで毎月440円。この最安プランを利用しても、上記の「どこかにマイル」が1,500マイルで利用できるのに加え、国際線は1搭乗につき100マイル、国内線は同50マイル(一部便・運賃除く)付与され、Life Statusポイントも毎月1ポイント付与される。
日本航空(JAL)
JALを利用すればするほど、“うまみ”がでてくるのは間違いない。
話を戻して、今回はこの「どこかにマイル」を使って、往復1,500マイルで旅に出てみようと思う。

選択肢が豊富で楽しい


JALモバイルの利用者限定で手に入れられる「どこかにマイル」を利用できるクーポンを引き替えたら、「どこかにマイル」の申込をすることになる。指定の日にち・時間帯を指定すると4つの行き先候補が表示され、再検索すると、一部またはすべての行き先が変わる。いろいろと試行錯誤しながら、今回は東京発着、2泊3日で、札幌/千歳、旭川、岡山、奄美の候補群をチョイス。
申し込みから3日以内に行き先が決定するということだが、今回は申込翌日に行き先が決定。今回は岡山になった。東京からは一番距離が短く、東京~岡山間の流動は新幹線が優勢とのデータもある。新幹線でも移動できる区間を、あえて飛行機で移動するのも悪くないし、往復1,500マイルならなおさらだ。
特に今回は「岡山に行くことになったらしたいこと」の目星をつけていたので(ほかの候補も同様だが)、ホテルや現地での交通手段をしっかり確保し、旅に出ることにした。

割とハズレくじかもしれない岡山

こう言うと怒られるかもしれないが、どこかにマイルで出た岡山、ひょっとするとハズレくじかもしれない。

岡山空港、空港アクセスはバスか車(レンタカー)の2択。近くに鉄道の駅はない。
空港からのバスは岡山または倉敷の2択のみ。空港周辺の観光スポットは徒歩圏内にはなく、空港で時間を潰せないと容易に時間を持て余す。
岡山市街地も観光資源はあるものの、夜まで営業しているものは少なく、外国人観光客が路頭に迷っている様子も見受けられた。夜は居酒屋などで酒を呑んで、とっとと寝るのが正解かもしれない。
確かに岡山市やその周辺を回るなら、レンタカーのほうが回りやすいのかもしれない。鉄道やバスも不便ではないが、岡山駅を中心とした交通網なので、観光には若干不適。

こんなこともあろうかと…


筆者は岡山の選択肢が出た段階で、すでに腹案があった。岡山から足を延ばして、香川(小豆島と高松)まで足をのばそうと。JR西日本のtabiwaにて、「岡山香川ワイドパス」という企画商品があり、今回移動する範囲の、岡山空港アクセス以外が含まれていて、3日間乗り放題で3,600円という優れものである。岡山~高松間の快速マリンライナー(自由席)往復が3,220円なので、単純往復では元が取れないものの、寄り道をするとその時点でほぼお得になる。
今回このパスを利用する前提でプランニングしたのは次の通りだ。
1日目:岡山空港~岡山駅~新岡山港~土庄港~池田港~高松駅
2日目:高松観光後、高松駅~岡山駅
3日目:岡山駅~児島駅~倉敷駅~岡山駅~岡山空港
パスがカバーする区間の運賃総額は5,000円以上。きっぷを買う手間も省けることから、3,600円のパスを使い倒した実感がある。
今回の移動の中で印象的なシーンをいくつか紹介しよう。

まずは児島駅。何度も瀬戸大橋を通っているものの、降りるのは初めて。ホームからみえる海が印象的だった。

倉敷の美観地区は、外国人の姿も多く、非常ににぎわっているものの、落ち着いた風情も健在で、歩いていて楽しいのは間違いない。

小豆島は初めて訪れたが、岡山・高松からのアクセスが悪くないにもかかわらず、島の中は落ち着いた雰囲気が印象的だった。個人的にはジェラートがお気に入り。

高松ではやはりうどんを食す。今回のうどんマイブームが「ひさ枝」だったので、十分満喫できた。

岡山では岡山城を見学し、かつ改修工事が進む岡山駅や、圧倒的な集客力を誇るイオンモールなど散策。現地で食べたかったえびめしを堪能できたので満足だった。

今回2泊3日の旅程を組み、3日間フルで楽しむことができたが、正直行き当たりばったりでは観光しづらく、綿密にプランニングをしておいたほうがよいかな、とおもうところはあった。ただ、そういったところも含め、往復1,500マイルの航空券で試行錯誤できるところが、贅沢なのかもしれない。
Traicy

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