「好きだった曲で送ろう」厳かな葬儀に響いたロック。父らしい時間の後、最後に流れた曲は

「好きだった曲で送ろう」厳かな葬儀に響いたロック。父らしい時間の後、最後に流れた曲は

7月25日(土) 15:05

父の葬儀で印象に残っているのは、好きだった音楽とともに父を見送れたことです。私たち家族の思いをくみ取り、場面に合わせてそっと寄り添ってくれた葬儀場スタッフの心配りは、今も忘れられません。
厳かな葬儀場に響く歌声
父の葬儀の打ち合わせで、BGMを自由に選べることになりました。私は迷わず、父が生前好きだったQueenのCDを持ち込みました。

葬儀が始まり、葬儀場に流れ出したのはQueenのボーカルであるフレディ・マーキュリーの力強い歌声。静まり返った空間にロックが響きました。

場違いかもしれないという思いが一瞬よぎりましたが、型にはまらない自由な父の姿が浮かび、どこか誇らしい気持ちにもなりました。胸の奥が熱くなりながらも、私は思わず笑いそうになるのをこらえました。
切り替わった最後の一曲
ところが、いよいよお別れの大切な場面になると、流れてきたのは静かなクラシック音楽でした。

実は母が「お父さん、モーツァルトとかクラシックも好きやったで」と葬儀場のスタッフの方に話していたのです。その言葉をスタッフの方がきちんと覚えていてくださったようでした。

場面に合わせてさりげなく曲を切り替える心配り。その細やかさに、私たちは改めて胸を打たれました。
まとめ
父の好きな音楽に包まれた葬儀は、父らしさを大切にしたいという家族の思いが形になった、温かな時間でした。自由な雰囲気と厳かな静けさの両方に寄り添ってくれたスタッフの心配りに、改めて感謝しています。


※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:大山なでし子/50代女性・会社員
イラスト:マキノ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)



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