2年前から続いていた便秘やむくみなどの変化を、いわゆる更年期の症状だと思い、たいしたことではないと思っていました。しかし、その違和感は少しずつ大きくなり、今まで経験したことのない不安へと変わっていきました。【医師解説あり】
続いた不調の違和感
これまで体型の大きな変化はなく、ずっと細身のままで過ごしてきました。そんな中、2年前に
便秘が続く
ようになり、
体のだるさや顔のむくみも
気になるようになりました。
朝起きてもすっきりせず、体の重だるさが残る日が増え、それまで感じたことのない不調に戸惑っていました。どうしてこんな状態になったのかわからず、日々不安が積み重なっていきました。
告げられた病名
年齢的に更年期の影響かもしれないと思っていましたが、不調が続くことに違和感があり、オンライン診療を受けました。
そこで
甲状腺機能低下症
と言われました。甲状腺ホルモンの働きが不足すると、代謝が低下し、むくみや倦怠感、便秘、体重増加などの症状が現れることがあるそうです。思いも寄らない病名を告げられ、驚きとショックで頭が真っ白になりました。
少しずつ戻る日常
現在は治療を続けながら過ごしており、体調は少しずつ落ち着き、以前のように動ける日も増えてきました。不調に悩んでいたころを思い出すこともありますが、今は自分の体調の変化に目を向けながら、落ち着いた気持ちで過ごせるようになりました。
まとめ
これまで大きな不調がなかったとしても、いつもと違う変化が続くときは、そのままにしないことの大切さを実感しました。今回の経験を通して、小さな変化にも目を向けることが、自分を安心させることにつながるのだと感じています。
医師による解説:更年期と間違えやすい不調
更年期の不調と思っていた症状の背景に、別の病気が隠れていることもあります。便秘やむくみ、だるさが続くときは、原因を確認することが大切です。
更年期症状と似ることも
甲状腺機能低下症では、倦怠感、むくみ、便秘、体重増加などが見られることがあります。こうした症状は更年期の不調と重なって見える場合もあり、年齢だけで決めつけないことが大切です。
症状が続くなら受診を検討
不調が一時的ではなく続く場合や、日常生活に支障が出ている場合には、医療機関で相談することが受診のきっかけになります。甲状腺機能低下症は、血液検査などを基に診断されます。
治療で改善が期待できる
甲状腺機能低下症は、原因や状態に応じて治療がおこなわれます。適切な治療によって症状の改善が期待できるため、気になる変化があるときは早めに相談することが安心につながります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:菊池大和先生(医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長)
著者:一ノ瀬いちご/40代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
監修者:医師 医療法人ONEきくち総合診療クリニック理事長・院長 菊池大和先生 地域密着の総合診療かかりつけ医として、内科から整形外科、アレルギー科や心療内科など、ほぼすべての診療科目を扱っている。日本の医療体制や課題についての書籍出版もしており、地上波メディアにも出演中。
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