人気ゲーム「コール オブ デューティ」の実写映画が、シリーズで最も人気の高い「モダン・ウォーフェア」の世界を舞台にすることが明らかになったと、米ハリウッド・リポーターが報じている。ピーター・バーグ監督が、ニューヨークで開かれたファンイベントで発表した。
「コール オブ デューティ」は、2003年に始まった世界的な人気ゲームシリーズで、これまでに世界で5億本以上を売り上げてきた。作品ごとに舞台となる戦場を変えるのが特徴で、第2次世界大戦からベトナム戦争、さらには近未来まで、さまざまな戦争が描かれてきた。なかでも2007年に登場した「モダン・ウォーフェア」は、シリーズで初めて第2次世界大戦を離れ、架空の現代戦を題材にした一作だ。派手な演出とリアルな戦場描写で人気を集め、シリーズを世界的な大ヒットへと押し上げた、最も知名度の高い看板シリーズにあたる。今回の映画は、その世界を舞台に選んだことになる。
メガホンをとり、脚本も共同で手がけるバーグ監督は、実話をもとにした重厚なアクションを得意とする。海戦を舞台にしたSF大作「バトルシップ」のほか、実在の海洋掘削施設の爆発事故を描いた「バーニング・オーシャン」、ボストンマラソンの爆弾テロ事件を映画化した「パトリオット・デイ」などを手がけてきた。なかでも、アフガニスタンでの特殊部隊の作戦を題材にした「ローン・サバイバー」は、緊迫した戦場描写で高く評価されている。軍事アクションを数多く撮ってきた実績は、戦場を舞台にする今回の映画にも生かされそうだ。
共同脚本には、大ヒットドラマ「イエローストーン」の生みの親であるテイラー・シェリダンが名を連ねた。麻薬カルテルとの攻防を描いた「ボーダーライン」の脚本で注目され、「最後の追跡」ではアカデミー賞候補にもなった実力派だ。製作はパラマウントとアクティビジョンが手がける。
アクティビジョンのロブ・コスティッチ社長は今年4月、映画館業界向けのイベントで、映画化に慎重に取り組んできたと語っていた。
「作るなら、正しい形でしか作らないと言い続けてきた」
そのうえで、原作の持つ本物らしさを人間の目線でとらえ、壮大なスケールで描きたいと、意気込みを明かしていた。
映画は、シリーズ25周年にあたる2028年6月30日に全米で公開される予定だ。日本公開は今のところ発表されていない。
【作品情報】
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パトリオット・デイ
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