【中学生のSNS事情を読む】ある生徒の母親のアカウントを特定し、晒している!「ラストにゾッ」
7歳差の兄弟を育てるワーママのヨカ(@yoka9003)さん。中学生になった長男がスマホデビューした際、SNSのグループで目撃した出来事を描いた漫画が注目を集めている。中学生のSNS事情と大人のネットリテラシーについて、作者に話を聞いた。
■親のアカウントが晒される恐怖
最大勢力を誇る同じ中学校の「1年団グループ」に招待された長男。だんだん雲行きが怪しくなり、「なんかさ、大変なことになってるような…」と見せられた画面では、同級生の親のSNSアカウントが特定され、誹謗中傷を彷彿させる投稿が次々となされていた。
本作を描いた理由についてヨカさんは、「SNSのグループでのやり取りで子どもが不安に思ったとき」に備え、「『もしこんなことがあったときにどうするのか?』をあらかじめ各ご家庭で話し合っておくと、目撃したときに冷静な判断ができるのではないかと思い投稿しました。」と語る。
長男には「『憶測でものを言うのはよくない』ということを子どもたちには常に教えており、まずはそれをあらためて伝えました」としつつ、「子どもにどうこう言う前に、大人がネットマナーを守っているところを見せないといけないと思います」と大人側の姿勢を指摘する。
■大人のSNS利用とマナーの見直し
大人のSNS利用について、「子どもが親のSNSを見たときに『恥ずかしい』『言わないでほしかった』と思うことがないようにしなければいけないと思いました。子どものプライバシーは子どものもの。SNSに自分の気持ちを吐き出すのは悪いことじゃないけど、『お母さん(お父さん)は自分のこと、こんな風に見ていたんだ…』と失望させないようにしないといけないと思います」と警鐘を鳴らす。
今の若者はSNSトラブルの注意を受けており、「小学生のときから習いますし、注意喚起の冊子も配られますので、なんなら大人より詳しいです」という。それに対し、「『…じゃあ、大人は?』というと、大人は平気で顔を晒していたり、今いる場所の特定ができる投稿をしていたり、自分の子どもの顔も出したり、スタンプで顔を隠していても特性を晒したりしているけど、それはいいの?ってなりますよね。子どもには禁止と言っておいて、大人は自分たちを晒す権利があるの?って理不尽に思われても仕方ありません」と語る。
自身の信条を「日常を見せても隙を見せない」とするヨカさん。「私は前職が商標·意匠·肖像等の権利の取り扱いが厳しいところだったので、個人情報の取り扱いはめちゃくちゃ気を使ってます」と明かす。また、「『自身が商材!』って方は自分自身が広告だから顔出ししてナンボというもあるので、載せてもアリだと思います。だけど、子どもを載せるか?顔出しするか?は親子で本当によく話し合って自己責任で載せないといけないと思います」と述べる。
さらに「その都度どんなところを載せるのか?何を書くのか?自分の子どもといえども、確認をしておいた方がいいかもしれません。小学生のころは『どんどん載せて』と言っていても、思春期になったら『恥ずかしいからやめて』に変わる可能性があります。ただ、親がイキイキとSNSをしていたら、なかなか嫌だと言い出せなくなる子もいるので、注意が必要です」と親子での話し合いの大切さを語った。
作中の表現については、「本作は実話ベースではあるものの、個人情報保護の観点からいろいろいじっています」としつつも、「実際の内容は…エグいです」と明かしてくれた。
取材協力:ヨカ(@yoka9003)
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