日活が制作協力した、鈴木清順の生涯と映画美学に迫る初の本格ドキュメンタリー「Twist & Shoot Mister Suzuki(原題)」が、第83回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品される。
監督は宮﨑駿、北野武、ミヒャエル・ハネケ、ギレルモ・デル・トロといった名だたる映画監督たちのドキュメンタリーを手掛け、2015年の第72回ベネチア国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー映画賞を受賞した、イブ・モンマユール。
「Twist & Shoot Mister Suzuki(原題)」は、モンマユール監督と数々のドキュメンタリーを製作してきた、フランスのBeall ProductionsとEmerald Filmsの共同製作で、ジム・ジャームッシュ、クエンティン・タランティーノ、ヨルゴス・ランティモス、デイミアン・チャゼルなど、世界の第一線で活躍し続ける映画監督たちに愛され、影響を与え続けている鈴木清順監督の生涯と清順美学の核心に迫る。モンマユール監督自身の撮影による鈴木清順監督への取材映像や、小林旭など当時の関係者への取材映像、またジョン・ウー監督など鈴木清順監督をリスペクトする映画監督やアーティストへの取材映像と、鈴木監督の過去作の映像によって構成されている。
アウト・オブ・コンペティション部門には、その年で最も重要な作品の数々が、最大20本を上限として選出され、過去に同映画祭に参加した実績のある著名な監督による作品や、スペクタクルな要素と表現的・ストーリー的なオリジナリティを兼ね備えた作品、さらにはドキュメンタリー等のノンフィクション作品や、シリーズ作品などが含まれる映画ファンに支持される娯楽性と作家性の高い作品を紹介している部門だ。鈴木清順監督関連作品が同映画祭に選出されるのは、2022年に最優秀復元映画賞を受賞した「殺しの烙印」4Kデジタル復元版以来4年ぶりとなる。
ラインナップ発表記者会見では、映画祭ディレクターのアルベルト・バルベーラ氏が、本作に関して「『Twist & Shoot Mister Suzuki』は、これまで著名な映画監督のドキュメンタリーを多く生み出してきたイヴ・モンマユール監督による、鈴木清順監督を追ったドキュメンタリーです。鈴木清順監督は1950年代後半以降、日本特有のジャンル映画であるヤクザ映画において、多大な革新を起こしてきた偉大な作家として知られています」と紹介した。
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殺しの烙印
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