三池崇史監督が、市川團十郎(13代目)の襲名披露公演を捉えたドキュメンタリー映画「襲名」が、第83回ベネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門に出品される。
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【フォトギャラリー】市川團十郎×三池崇史監督初のドキュメンタリー映画「襲名」ポスタービジュアルとスチール
三池監督にとって初のドキュメンタリー映画となる本作は、日本の伝統芸能である歌舞伎の名跡継承という極めて私的かつ公共性の高い瞬間にカメラを向けたもの。3年以上にもおよぶ撮影期間の中で、市川團十郎の姿を通して「継承」と「個」の葛藤を描き出す。
歌舞伎界の名門・市川家における最大の節目である「襲名」という儀式を捉えた作品であり、十三代目市川團十郎白猿の襲名披露公演の舞台裏と、コロナ禍での2年半の襲名延期をも乗り越え実現したその歴史的瞬間を記録したドキュメンタリー。團十郎襲名を寿ぐ襲名披露公演の祝幕を担当したのは、世界のアートシーンで、活躍するアーティスト・村上隆氏。村上氏と團十郎の縁を結んだ三池監督の手で、その創作の過程も記録されている。
三池崇史監督とベネチア国際映画祭の縁は深く、「IZO」(2004)、「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」(2007)など数々の作品が選出されている。2010年には「十三人の刺客」がコンペティション部門、「ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲」がアウト・オブ・コンペティション部門で選出されたのに合わせ旧作「ゼブラーマン」も招待され、前代未聞の3作品同時公式上映が行われた。その2010年以来、16年ぶりの同映画祭への正式出品となる。
市川團十郎にとっては主演作「利休をたずねよ」(2013)で最優秀芸術貢献賞を受賞した第37回モントリオール世界映画祭以来、出演作の国際映画祭への出品は度目となる。映画は9月25日公開。
▼コメント全文
■三池崇史監督
お久しぶり、ヴェネツィア。「襲名」をお招きいただき光栄です。この映画は、十三代目團十郎という男とその息子の記録。その個性的な人間性と洗練された芸に心を震わせていただきたい。過度な演出と感動の押し売りを避けた人間賛歌ドキュメントです。では、劇場でお会いしましょう。血がいっぱい飛び散ったりしないので安心してお越しください。
■市川團十郎
この度は、映画「襲名」が第83回ベネチア国際映画祭に招待されたことを大変光栄に思います。
400年の歴史を持つ日本の伝統芸能である歌舞伎の襲名を描いた本作品がヴェネチアの方々にどのように受け止めていただけるのか、とても楽しみです。また、三池監督、息子の新之助とともにこの大きな舞台に参加できることに喜びを感じております。
■市川新之助
ヴェネチア国際映画祭への出品が決まったと聞いた時は、本当に驚きました。長い歴史のある映画祭で、この映画「襲名」を世界中の皆さんに観ていただけることをとても楽しみにしています。
舞台はもちろん、毎日の稽古や家族の絆も感じながら観ていただけたらうれしいです。
ぜひ現地にも行ってみたいですし、お父さんと街を歩いたり、おいしいご飯を食べたりできたらいいなと思っています。
【作品情報】
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襲名
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