クリストファー・ノーラン監督の「オデュッセイア」の公開をきっかけに、原作をオーディオブックで聴く人が世界的に急増していると、米バラエティが報じている。
「オデュッセイア」は、古代ギリシャの詩人ホメロスが3000年近く前に残した叙事詩だ。トロイア戦争そのものを描いた「イリアス」の続編にあたり、戦争を終えたイタケの王オデュッセウスが、妻と息子の待つ故郷へ帰り着くまでの10年を追う。映画ではオデュッセウスをマット・デイモン、妻ペネロペをアン・ハサウェイ、息子テレマコスをトム・ホランドが演じた。
Spotifyによると、全米公開初日にあたる7月17日には、「オデュッセイア」のオーディオブックの再生が500%以上増えた。公開の数週間前にあたる6月の時点ですでに240%以上伸びており、公開後は約680%増のペースで推移しているという。
聴いているのは若い世代が中心だ。Spotifyでの「オデュッセイア」のリスナーは、ミレニアル世代が45%、Z世代が36%を占める。男性の比率も63%と高い。
「オデュッセイア」のオーディオブックは、10の言語で91の版がSpotifyで配信されている。これまでの再生時間は、連続再生に換算して43年分を超えたという。書籍のほうも動いており、全版を合わせた今年の売り上げは76%増えていると、書籍の販売データを集計するサークナ・ブックスキャンが伝えている。
日本では、松平千秋訳の岩波文庫が上下2巻で刊行されている。
「オデュッセイア」は9月11日から全国公開される。
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オデュッセイア
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