7月23日(木) 5:00
沖縄旅行では、旅行費用全体の中でも航空券代の占める割合が大きくなりやすいでしょう。
例えば、夏休みのような繁忙期には、ANAやJALの普通運賃はLCCより高くなる傾向があります。一方でLCCは、必要最低限のサービスにすることで運賃を抑えており、荷物や座席指定などは追加料金となるケースが一般的です。
家族4人の場合、大手航空会社なら片道20万円前後、LCCなら片道13万円程度となるケースもあり、航空券だけで6万円以上の差になることもあります。ただし、運賃は予約時期や路線、セールの有無などによって大きく変動します。航空会社も需要に応じて運賃を設定しており、早めに予約すると大手航空会社でも割引運賃を利用できる場合があります。
そのため、「ANAは必ず高い」「LCCなら必ず安い」とはいい切れません。
毎年ANAを利用しているからといって、その家庭が必ず高収入とは限りません。
例えば、共働き世帯で世帯年収が高めの場合は、多少料金が高くても快適さを優先するケースがあります。座席が広めで、手荷物を預けやすく、欠航や遅延時の対応も比較的充実しているため、小さな子ども連れには安心感があるでしょう。
一方で、年収が平均的な家庭でも大手航空会社を利用しているケースは珍しくありません。
その理由としては、早割を利用している、セール時に予約している、クレジットカードや出張で貯めたマイルを活用しているなどが挙げられます。近年は大手航空会社も期間限定セールを実施しており、通常より安く購入できる機会があります。
つまり、「ANAに毎年乗っている=高収入」と単純には判断できないのです。
旅行費用は、年収よりも「どのように予約するか」で変わる部分が少なくありません。
例えば、旅行日程を柔軟に変更できる家庭なら、混雑日を避けることで航空券代を大幅に抑えられる可能性があります。また、旅行を半年前から計画すれば、割引運賃を利用できることもあります。
さらに、家族旅行では航空券だけでなく、ホテル代やレンタカー代も含めた総額で考えることが重要です。航空券で数万円節約できても、ホテル代が高くなれば全体ではそれほど差が出ないこともあります。
逆に、小さな子どもがいる家庭では、荷物の多さや移動の負担を考えて大手航空会社を選ぶことで、旅行全体の満足度が高くなるケースもあります。
このように、航空会社選びは家計だけでなく、旅行で何を重視するかによっても変わるのです。
毎年ANAを利用する家庭が高収入であるとは一概にはいえません。
確かに、家計に余裕があるため快適さを優先している家庭もあります。しかし、早期予約やセール、マイルの活用などによって、大手航空会社をお得に利用している家庭もあるでしょう。一方で、LCCを選ぶことで浮いた費用をホテルや食事、観光に充て、旅行全体を充実させている家庭も見られます。
旅行で大切なのは、航空会社のブランドではなく、家族にとって満足できる時間を過ごせることです。それぞれの家庭の予算や優先順位に合わせて航空会社を選ぶことが、結果として満足度の高い旅行につながるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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