7月23日(木) 4:40
新規上場株とは、その名の通り株式が新たに証券取引所に上場されて、一般の投資家でも自由に売買できるようになる株のことです。新規上場株は、一般的に上場前に決められる公募価格よりも、売却時価格となる初値が上回ることが多く、今後の値上がりが期待できるため多くの投資家が注目しています。
また、新規上場株は公開価格で購入となるため、申し込みから購入までにかかる買い付け手数料が原則かかりません。そのため、新規上場株は人気が高く、抽選で当たった人しか購入できない仕組みとなっていることから、「買えるとラッキー」と言われているのです。
SpaceXは、起業家のイーロン・マスク氏が率いる宇宙開発企業で、2026年6月12日にナスダック(NASDAQ)市場に新規上場しました。SpaceXの株の初値は1株初価1株150ドル、日本円に換算(1ドル160円で計算)すると約2万4000円であり、公開価格の1株135ドルを約19%と大きく上回っていました。
SpaceXの株は上場初日から買いが殺到し、一時は1株200ドル近くまで上昇していたので、公開価格で株を保有してタイミングよく売却した場合は、1ドルで約70ドル(日本円に換算すると約1万1200円)の利益が出ていたことになります。
しかし、SpaceXの株価は6月中旬には150ドル代まで下落し、7月20日現在は120ドル付近と価格変動が大きい展開となっています。
SpaceXは、人類を火星へ送るという壮大な夢を掲げる企業で、注目度は大きく、今後株価が上がる可能性はありますが、もちろん株ですので下がる可能性もあります。新規上場株であり注目株という熱狂にとらわれず、冷静な判断が必要と言えるでしょう。
新規上場株は人気ですが、初値が公開価格を下回ることも珍しくありません。そのため、必ずしも価格が上がるとは限らず、損することもあると心得ておきましょう。そもそも、抽選で当選しないと購入できないので、株を購入したくてもできないことがありますし、申し込みから抽選結果が出るまで資金が拘束されてしまうというデメリットもあります。
当選確率をあげるために複数の銘柄に申し込むためには、そのぶん資金が必要になるので、新規上場株を狙うには株の知識や資金力がある程度大切となるのです。
新規上場株は手数料無料でもうかる可能性が高いことから人気ですが、抽選に当たらないと買えないことや、申し込みから抽選結果がでるまで資金が拘束されてしまうなどデメリットもあります。
また、必ずしも利益が出るとは限りませんので、抽選に申し込む際はよく考えてからおこないましょう。
イーロン・マスク氏が率いるSpaceXは、宇宙開発の企業で注目されており、多くの投資家が熱狂し、史上最大のIPOと言われるほどになりました。
実際にSpaceXの株を購入して、利益を得た人もいるでしょう。SpaceXの株価が今後どのように変動するかは分かりませんが、公開価格で株を買えたのであれば、保有して様子を見るのも1つの選択なのではないでしょうか。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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