世界的ヒットを記録した「CUBE」(97)のビンチェンゾ・ナタリが描くSFグラフィック・ノベル「TECH」日本語版の出版が決定した。序文をサイバーパンクの生みの親であるSF作家ウィリアム・ギブソンが寄せている。
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【フォトギャラリー】ビンチェンゾ・ナタリ初のSFグラフィック・ノベル「TECH」サンプルページ
「TECH」は、「CUBE」「スプライス」(11)、Netflixシリーズ「ロスト・イン・スペース」(18)などを手掛けたビンチェンゾ・ナタリが、自身初のグラフィック・ノベルとして制作したSFノワール作品。舞台となるのは遠い未来の地球。異星人の残した超高度なテクノロジーが人類社会に浸透した世界で、圧倒的な戦闘能力を持つ女性シェルの物語が展開される。なお、英語版は北米で既に出版されている。
ナタリは、カナダ・トロント出身の映像作家で、長編デビュー作「CUBE」が世界的大ヒットとなり、シッチェス・カタロニア国際映画祭最優秀作品賞・最優秀脚本賞、ファンタスポルト国際ファンタスティック映画賞最優秀作品賞、ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭Silver Raven賞、ジェラルメ国際映画祭国際批評家賞などを受賞。2024年にはファンタジア国際映画祭よりCanadian Trailblazer Awardを授与されている。
「TECH」についてナタリは、「予算の心配も必要なければ、プロデューサーからの要望も、会議もなく、ただひたすら描くだけでいい。映画づくりでは避けることのできない厄介ごとが、何一つなかった」と語っており、あらゆる制約から完全に解放された環境で、純粋な創作欲のみで描かれた作品となっている。
今回、「TECH」の序文を、サイバーパンクの創始者として知られる伝説的SF作家ウィリアム・ギブソン(「ニューロマンサー」)が寄せているが、ギブソンとナタリは、映画「JM」(95)および、ギブソンの小説「ペリフェラル」のドラマ化(Amazon Prime Video)を通じて長年の交流があることから、序文の執筆が実現した。
なお、本作の出版に先立ち「MotionGallery」(https://motion-gallery.net/projects/tech_jp)にて、支援者をクラウドファンディングで募集しており、書籍の先行販売、各種ノベルティーに加え、支援者名の巻末クレジット、ビンチェンゾ・ナタリとのオンライン・トークセッションなどのリターンを予定している。
書籍の仕様は以下のとおり。
■書名:TECH(テック)
■著者:ビンチェンゾ・ナタリ
■序文:ウィリアム・ギブソン
■翻訳:浅生鴨
■判型:A5変形判
■ページ数:全216ページ予定(フルカラー)
■予価:3800円(税込4180円)
■発行:ネコノス
【作品情報】
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CUBE
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