7月22日(水) 23:40
自転車の撤去には、大きく分けて自治体による撤去と、マンションや商業施設など私有地の管理者による撤去があります。
駅前の放置禁止区域などでは、自治体が条例に基づいて自転車を撤去することがあります。この場合、返還時に撤去手数料を求められることがあり、金額は自治体ごとに決まっています。
たとえば、京都市では自転車1台につき3500円、東京都杉並区では5000円と案内されています。原付の場合は、金額が高くなる場合があります。
一方、マンションや店舗の自転車置き場では、管理会社や施設側のルールに基づいて撤去されることがあります。この場合は、駐輪許可シールの有無、契約区画かどうか、利用規約に撤去費用の定めがあるかが重要です。
「正規の場所に停めていたはず」と思うなら、まずは請求書や貼り紙、管理会社からの連絡内容を確認しましょう。撤去日、撤去場所、無断駐輪と判断した理由、費用2000円の内訳を聞くことが必要です。
撤去費用を請求する側は、なぜ無断駐輪と判断したのかを説明する必要があります。正規の駐輪場所に停めていたのに誤って撤去されたなら、利用者が当然に費用を負担するとは限りません。
たとえば、契約区画に停めていた、駐輪許可シールを貼っていた、管理者の案内どおりに置いていたという事情があれば、撤去費用を争える可能性があります。
ただし、証拠がまったくないと、話し合いでは不利になりやすいのも事実です。今からでも、駐輪場の写真、区画番号、利用契約書、駐輪許可シール、管理者とのメールやチャット、撤去通知の画像などを集めましょう。
普段から同じ場所に停めていたことを家族や近隣の人が知っているなら、その証言も参考になる可能性があります。
また、防犯カメラがある駐輪場なら、映像の保存を早めに依頼しましょう。防犯カメラの記録は短期間で上書きされることがあります。時間がたつほど確認が難しくなるため、すぐに連絡することが大切です。
自転車を返してもらうために、その場で2000円を支払わなければならない場合もあります。この場合、「払ったからもう争えない」と決まるわけではありませんが、あとから返金を求めるには、支払時の対応が重要です。
可能であれば、「正規の場所に停めていた認識であり、撤去費用には異議があります。返還を受けるため、いったん支払います」と伝え、領収書に日付と金額を残してもらいましょう。メールや問い合わせフォームで同じ内容を送っておくと、記録として残ります。
その後、管理会社や自治体に対して、撤去理由と証拠の提示を求めます。誤撤去だったと確認できれば、返金を求めることができます。反対に、契約区画からはみ出していた、許可シールがはがれていた、来客用スペースを長時間使っていたなどの事情があれば、支払いが必要になることもあります。
感情的に争うと話がこじれます。まずは事実確認を進め、請求の根拠があるかを冷静に見極めましょう。
正規の場所に停めていたはずなのに、無断駐輪として撤去費用2000円を請求された場合、証拠がないからといってすぐに支払うべきとは限りません。
まずは、誰が撤去したのか、どのルールに基づく請求なのか、費用の内訳は何かを確認しましょう。ただし、自転車の返還のために一時的に支払う必要がある場合は、領収書を受け取り、異議があることを記録しておくことが大切です。
今後は、駐輪場所や許可シールの写真を残しておくと安心です。小さな金額でも、納得できない請求は根拠を確認し、事実に基づいて話し合うことで解決しやすくなります。
京都市サイクルサイト撤去自転車等について
杉並区公式ホームページ放置自転車の撤去・返還・処分・再利用
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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