ニワトリの目から見た人間社会を描いた異色のヒューマンドラマ「雌鶏」の予告編が公開された。
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【動画】「雌鶏」予告編
本作は1羽の雌鶏の旅を、人間の尽きない欲望や社会の理不尽さとともにユーモラスに描いた寓話。「鶏は三歩歩くと忘れる」という俗説を鮮やかに覆す名シーンの数々を、8羽の雌鶏(エスティ、サンディ、フェリ、エンチ、エティ、エニクー、ノーラ、アネット)がCGや特殊効果に頼ることなく役割を分担して熱演する。
監督・脚本を務めたのは、国内外の映画祭で数々の賞を受賞してきたハンガリーの鬼才パールフィ・ジョルジ。今作では雌鶏の目を通して移民問題、人身売買、貧困、格差など、現代ヨーロッパ社会を鋭く、そしてユーモラスに暴き出し想像を超えるスリルと愛に満ちた物語を完成させた。出演はヤニス・コキアスメノス、マリア・ディアコパナヨトゥ、アルギリス・パンダザラスら。
養鶏場で生まれ育った1羽の雌鶏が、出荷用トラックから脱走。人生初の自由を手に入れた彼女は、刺激と危険に満ちた世界を走り抜け、ワケあり一家が暮らす家へと辿り着く。庭に建つニワトリ小屋で新生活を送るなか、初恋を知り、初めて産んだ卵を温め育てようと決意。ところが大切な卵は毎日人間に回収されてしまう過酷な現実に直面する。人生とは?生きるとは?雌鶏は我が子がヒヨコになる日を夢見る一方、飼い主一家はとある事件に巻き込まれ、そこには両者にとって思いがけない運命が待ち受けていた──。
ストーリーテラーとなる1羽の黒い雌鶏が、養鶏場で母鶏から卵として産み落とされる誕生の瞬間から始まる予告編では、人間の価値基準によって売り物にならないと判断され、「うまいスープにするさ」という言葉とともにトラックへ乗せられてしまう彼女の姿が。また脱出先では人間がオムレツを作る姿を目の当たりにし、ガクッと肩を落とす瞬間も捉えられており、その絶妙な“演技力”は思わずシュールな笑いを誘う。
「雌鶏」は、9月25日からシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。
【作品情報】
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雌鶏
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