念願の妊娠は4つ子「無事に産めますよね」→医師からは“減胎手術”の提案。3姉妹ママの重い決断に涙【作者に聞く】

不妊治療の末の妊娠。けれど「四つ子」と告げられ――サヤ山サヤさんの実体験を描いた育児コミック

念願の妊娠は4つ子「無事に産めますよね」→医師からは“減胎手術”の提案。3姉妹ママの重い決断に涙【作者に聞く】

7月21日(火) 19:30

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1話P1-2
【漫画】本編を読む

今回取り上げるのは、サヤ山サヤ(@saya_twins1125)さんの「今日も三姉妹が舞う!~七転び八起き育児日記。
1話P2-1
1話P2-2
1話P2-3
1話P3-1



サヤさんは、二卵性双生児のポン子ちゃんとコン子ちゃん、三女のピイ子ちゃんを育てるママ。育児をテーマとしたエッセイ漫画をSNSに投稿し、子育て世代から大きな支持を集めている。本作は、そんなサヤさんが経験した妊娠、出産、育児で直面した困難やエピソードを自ら漫画でつづったコミックエッセイだ。

※本作は著者の闘病体験を描いたコミックエッセイです。紹介している病状や治療の経過には個人差があり、医学的な見解を代弁するものではありません。気がかりな症状がある場合は、必ず専門の医療機関にご相談ください。

■赤裸々に描かれる三姉妹ママの育児奮闘記

不妊の一因となっていた多嚢胞性卵巣症候群や、赤ちゃんの頭の形のゆがみ、娘の猫背の意外な原因など、サヤさん自身の体験が漫画を通して赤裸々に伝わってくる本作。

同作を描くにあたり、サヤさんは「これまで子育てするなかでいろいろな壁にぶち当たってきました。そのとき家族で乗り越えた話など、少しでも同じ悩みを抱えた方の参考になれたら幸いです」と、作品に込めた思いを明かしてくれた。

■「四つ子」判明と医師からの突然の提案

なかでも多くの注目を集めたのが、「減胎手術」を医師に勧められた一幕だ。不妊治療の末、念願の妊娠を迎えたサヤさんだったが、お腹の中にいる胎芽は4つ。すなわち「四つ子」の妊娠であった。

医師が提案した減胎手術とは、胎芽を4つから2つに減らす、つまり「四つ子」を「双子」にする手術だ。多胎妊娠は流産のリスクが増加し、母子への負担も大きい。その後の育児も含め、減胎手術には母子を守るという意義がある。一方、それは生まれてくるはずの子どもの命に関わる重い決断でもある。提案した医師も「ショックを受けないわけがないですよね…」と、サヤさんの心境を慮っていた。

想像を超えた事態に、大泣きしながら夫のぷみおさんに四つ子の妊娠と減胎手術のことを打ち明けたサヤさん。めったにないことで相談できる相手もいないなか、涙ながらに「みんな産んであげたいよ――!」と叫ぶのだった。

■重い選択をあえて漫画で描いた理由

サヤさんはこの減胎手術のエピソードについて、「タブー視されていた部分がありましたが、きれいごとだけじゃなく、現実問題として向かい合った自分の体験を知ってもらいたい」と、あえて描くことを選んだという。

また、夫のぷみおさんとの話し合いもこのエピソードの肝だ。病院での顛末を電話で伝えた際、ぷみおさんは「かなり動揺しているのがわかりました。不安の方が大きかったと思います」と振り返る。驚きながらもサヤさんの命を慮って「減胎手術を受けてほしい」と告げるぷみおさんと、4人とも産みたい気持ちがあったサヤさん。夫婦が直面した過酷な現実と、それぞれの心境が深く考えさせられる物語となっている。

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