7月20日(月) 3:20
「スマホは2年ごとに買い替えるのが普通」という考え方が広まった背景には、携帯電話会社の契約制度があります。以前は2年契約を前提とした料金プランが一般的で、契約更新のタイミングに合わせて機種変更する人が多くいました。
しかし、現在は状況が変わっています。スマホの性能は以前より向上しており、一般的な使い方であれば4~5年程度使い続けられる機種もあります。また、メーカーによってはOSやセキュリティアップデートを5年以上提供する機種も登場しています。
そのため、「2年経ったから買い替える」という考え方は、以前ほど一般的ではなくなっています。
問題なく使えているスマホでも、長期間使い続けることで不便になる場合があります。
代表的なのがバッテリーの劣化です。充電してもすぐに電池が減るようになったり、突然電源が落ちたりすると、外出先で困ることがあります。このような場合は、バッテリー交換で改善するケースもありますが、機種によっては交換費用が高くなることもあります。
もう一つ注意したいのが、OSやセキュリティアップデートの終了です。
OSとはスマホを動かす基本ソフトのことで、アップデートには新機能だけでなく、不正アクセスなどを防ぐための修正も含まれています。サポートが終了すると、新たな脆弱性が見つかっても修正されない可能性があり、ネットバンキングやキャッシュレス決済などを利用する人は特に注意が必要です。
また、古いOSでは新しいアプリが利用できなかったり、一部機能が使えなくなったりすることもあります。
現在のスマホに不満がなく、セキュリティアップデートも継続されているのであれば、無理に買い替える必要はありません。
例えば、電話やメール、SNS、インターネット検索が中心で、動作も快適であれば、そのまま使い続けたほうが家計への負担を抑えられます。
一方で、次のような症状がある場合は、買い替えやバッテリー交換を検討するタイミングです。
・バッテリーの減りが極端に早く、日常使用に支障がある
・アプリが頻繁に落ちる
・動作が極端に遅い
・OSやセキュリティ更新が終了している
・修理費用が高額になる
特にバッテリーだけが原因であれば、新しいスマホを購入するより交換のほうが費用を抑えられる場合があります。端末の状態を確認したうえで判断するとよいでしょう。
「スマホは2年ごとに買い替えるのが普通」という考え方は、現在では必ずしも当てはまりません。
スマホの性能や耐久性は年々向上しており、適切に使えば4年以上利用できるケースも珍しくありません。一方で、バッテリーの劣化やセキュリティサポートの終了など、年数だけでは判断できない要素もあります。
買い替えを検討するときは、「何年使ったか」ではなく、「安全に快適に使えているか」を基準にすることが大切です。現在の使い方や今後の利用予定を踏まえて、バッテリー交換で十分なのか、新しい機種に変更したほうがよいのかを比較すると、無駄な出費を抑えながら安心してスマホを使い続けられるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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