ダニー・ボイル監督の新作、ベネチア映画祭の開幕作に

ダニー・ボイル監督の新作、ベネチア映画祭の開幕作に

7月19日(日) 22:00

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ダニー・ボイル監督の新作「Ink(原題)」が、第83回ベネチア国際映画祭の開幕を飾る作品に選ばれた。メディア王ルパート・マードックの若き日を描く実話ものだ。

ボイル監督は、青春群像劇から「28日後…」シリーズ、実在の人物を描く伝記ものまで、ジャンルを自在に行き来してきた英国の名匠だ。アップル創業者の実像に迫った「スティーブ・ジョブズ」を手がけ、過去にはアカデミー賞の作品賞と監督賞にも輝いている。2012年のロンドン五輪では、開会式の演出も任された。

マードックは、新聞やテレビを世界中で傘下に収め、英米の政治にも影響力を及ぼしてきたメディア王だ。オーストラリアの新聞社を足がかりに、一代で巨大なメディア帝国を築き上げた。英国の大衆紙や、米国のFOXニュースなどを次々に手中にしてきたことで知られる。その一族をめぐる熾烈な後継者争いは、人気ドラマ「メディア王 ~華麗なる一族~」の題材になったともいわれる。

本作が描くのは、その帝国の出発点にあたる時期だ。買い取ったばかりの大衆紙「サン」を、腕利きだが強引な編集長ラリー・ラムに託し、ライバル紙を追い抜いて国内一の発行部数へと押し上げていく姿を描くという。マードックをガイ・ピアースが、ラムをジャック・オコンネルが演じ、クレア・フォイも出演する。

脚本のもとになったのは、同じ実話を扱った舞台劇「Ink」だ。劇作家ジェームズ・グレアムが自らの戯曲を映画用に書き直した。この戯曲は、米国の演劇賞トニー賞の候補にもなっている。

ベネチア国際映画祭は、9月2日に開幕する。

【作品情報】
28日後...

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Photo by Walter McBride/WireImage/Getty Images
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