河本結は全英出場を回避視線は2カ月後の国内メジャー「未来のことを考えて」

河本結は2週後の全英を回避(撮影:鈴木祥)

河本結は全英出場を回避視線は2カ月後の国内メジャー「未来のことを考えて」

7月18日(土) 14:18

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<明治安田レディスゴルフトーナメント3日目◇18日◇仙台クラシックゴルフ倶楽部(宮城県)◇ 6692ヤード・パー72>

裏街道から一気に巻き返した。37位から出た河本結は、7バーディ・ボギーなしの「65」をマーク。トータル10アンダー・11位タイまで浮上し、首位と4打差で最終日に向かう。



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同組では阿部未悠が「64」、勝みなみが「66」とビッグスコアを並べた。合計22個のバーディを奪う“合戦”に、「2人ともうまくてイメージが良かったので、引っ張られました。みんなで出したスコア。ギャラリーさんは楽しかったんじゃないかな」と笑った。

予選ラウンドは重いグリーンに手を焼き、「ショットでつけなきゃ、もっとつけなきゃ」と気持ちが先行したことで、体に力みが入っていた。「脱力に集中して、欲を手放しました。できれば下りのラインにつけたいので、突っ込んでいきました」。前半18番では右手前のピンを攻め、ピンハイに着弾したボールはバックスピンで1メートルにピタリ。下腹部に力を入れて「末端をダラダラ」させることを意識した。

5月の「ワールドレディスサロンパスカップ」でメジャー初制覇。3週間後の「リゾートトラストレディス」ではプレーオフを制し、早くも今季2勝目を挙げた。プロ9年目の今季の目標は年間女王。ここ最近はメルセデス・ランキングトップ5の変動が激しく、現在は首位の桑木志帆と67.28pt差の5位につけている。

順位変動は「あまり考えていない」としながらも、2勝目を挙げてからのもどかしさはある。「きょうもどちらかと言えばリハビリラウンド。思ったようにショットが打てていなくて、きっかけをつくるために、試合のなかでできる調整をやってみています」。

この日の脱力も、その取り組みのひとつ。9月の「ソニー 日本女子プロ選手権」、10月の「日本女子オープン」と秋の公式戦を見据え、「メジャーで最高のパフォーマンスができるように。未来のことを考えながらプレーしています」と話す。

出場権を持つ海外女子メジャー「AIG女子オープン」(全英、7月30日~8月2日)はエントリーを見送った。6月に「全米女子オープン」にスポット参戦した後、「バテてしまった」と体調を崩し、帰国後の日本ツアーを1試合欠場した。「本当は(出場権のあった)エビアンも出てみたかった。でも日本ツアーで年間女王になると考えたときに、いまは行くべきじゃないという選択になりました」と説明した。

4打差を追う最終日も、優勝や順位より、2カ月後につながるプレーを優先する。「意外とハマって、“優勝あるんじゃない?”と思ったら、(狙って)やるけれど」。年間女王への道筋を描きながら、勝機が訪れれば迷わず勝ちにいく。(文・笠井あかり)


<ゴルフ情報ALBA Net>
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