7月18日(土) 5:20
写真1
筆者撮影
スーパーにはたくさんのレトルトがありますが、今回はテレビでプロが絶賛し話題になっていたことからセブン‐イレブンのセブンプレミアム ゴールド「金のハンバーグ」を選びました。
セブンプレミアムの中でも、素材や製法にこだわり、専門店の味を目指した最上級のゴールドシリーズ。袋のままレンジで3分40秒温めるだけで、レストランのような本格的な味わいを楽しめます。内容量は190g、価格は税込429円(2026年7月時点)です。
フライパンや包丁を使わず、洗い物もお皿1枚で済むため、なんといっても家事の負担やストレスが一切ないのが魅力。野菜を洗っただけのサラダと温めただけのスープを添えて、わずか10分ほどで簡単に夕食が完成しました。
写真2
筆者撮影
今回は「手作り」とは言わず、あえて何も言わずに食卓へ。夫の反応は「いつもと違う感じがする! 肉の食感がしっかりしていておいしいけど、どこかのお店で買った?」というものでした。
お店の味と見紛う大きな理由は、そのソースにあります。手作りではどうしてもあっさりしがちですが、「金のハンバーグ」は自家製デュクセル(きのことバターを炒めた万能ペースト)やボルドー産赤ワインなど、家庭では出せない本格的な素材を使用しており、まさにプロの仕上がり。
また一般的なレトルトハンバーグにありがちな柔らかすぎる食感とは一線を画し、しっかりとした肉粒感があるため、「レトルト特有のチープさがまったくない」というのが率直な感想です。
筆者がいつも利用するスーパーでは、合いびき肉が100gあたり158円で販売されています。同じ190gのハンバーグを手作りする場合、お肉代だけで約300円かかる計算です。さらに玉ねぎや卵、パン粉、調味料などを加えると、材料費は合計で約360円になります(図表1)。
図表1スーパーで購入した場合の店頭価格(税込)
| 材料(1人分) | 店頭価格 |
|---|---|
| 合いびき肉190g | 約300円 |
| 玉ねぎ1/4個 | 約25円 |
| 卵1/4個 | 約10円 |
| パン粉・調味料等 | 約30円 |
| 合計 | 約365円 |
筆者調べ(2026年7月、大阪府内スーパー店頭価格)
「金のハンバーグ」は、1個税込429円。手作りの材料費約365円と比べると、その差はわずか65円ほどです。「思ったより高くない」というのが、実際に価格を並べてみた筆者の感想でした。
材料費だけを見ればほぼ横並びですが、手作りには見えないコストがあります。ひき肉をこね、成形し、焼き加減を見ながら火を通し、最後にフライパンの油汚れを洗い落とす――この一連の作業には、筆者の感覚で最低でも30分はかかります。
大阪府の最低賃金は時給1177円(2025年10月16日発効)です。この時給で30分を換算すると、約600円分の労働を無償でおこなっていることになります。材料費の差額65円だけを見て「手作りの方が得」と判断するのは、時間の価値を無視した計算だったのかもしれません。
「金のハンバーグ」は、崩してパスタと和えれば即席ボロネーゼにもアレンジできます。ハンバーグだけでなくほかの料理に展開できる点は、リピートしたいと感じたポイントです。
一方で賞味期限はそれほど長くないため、セール時にまとめ買いして冷蔵庫に置いておく、という使い方には向いていません。必要な分だけ、その都度買うのがよさそうです。
価格だけを見ると「惣菜にしては高い」と感じるかもしれません。しかし、実際に手作りする材料費と並べると、その差はごくわずかでした。家族分を購入しても、罪悪感がありません。
共働き世帯の我が家にとって、こねる・焼く・洗うという30分あまりの作業を丸ごと省ける「金のハンバーグ」は、贅沢な出費ではなく忙しい日の自分への投資といえそうです。
また通常のレシピだと、ハンバーグ1人分は100gで設定されていますが、「金のハンバーグ」は1個190g。かなり食べ応えのあるボリュームであることも魅力のひとつです。毎日食べるものではないにしても、疲れた日の夕食の選択肢として、また買いたいと感じました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
【関連記事】
母は「食器を洗ったスポンジ」でそのまま「シンク」も掃除します。「衛生面」が心配なのですが、分けなくて問題ないのでしょうか…?