7月18日(土) 3:40
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」では、医師全体の「きまって支給する現金給与額」は116万3200円、「年間賞与その他特別給与額」は116万4100円となっています。年収を「きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で概算すると、医師全体の平均年収は約1512万円です。
この数字だけを見ると、「医師なら年収1000万円以上」というイメージは決して間違いではありません。ただし、この平均にはベテラン医師や管理職など高収入の人も含まれているため、すべての医師が同じ水準とは限りません。
30代の医師でも、30代前半と30代後半では収入に大きな違いがあります。
前述の「令和7年賃金構造基本統計調査」によれば、30~34歳の医師は、きまって支給する現金給与額が86万7500円、年間賞与その他特別給与額が45万2700円です。同様の計算式で年収を求めると、約1086万円となります。
一方、35~39歳では、きまって支給する現金給与額が111万9800円、年間賞与その他特別給与額が125万9800円で、概算年収は約1470万円です。
つまり、30代前半でも平均的には1000万円を超えていますが、30代後半になるとさらに収入が伸びる傾向が見られます。
医師の年収には、勤務年数や担当業務、役職などが影響します。研修や経験を積むにつれて業務の幅が広がるため、同じ30代でも年収が数百万円異なるケースは珍しくありません。
平均年収はあくまでも目安です。実際の年収は勤務先などによって大きく異なります。
例えば、大学病院、公立病院、民間病院、クリニックではそれぞれ給与体系が異なります。救急対応や当直の回数、地域医療への従事などによっても収入は変わります。
また、研究や教育を中心に活動している医師は、平均より収入が低い場合もあるでしょう。さらに、介護などの事情で勤務時間を短くしているケースも考えられるため、「医師=必ず高収入」と決めつけることはできません。
婚活では収入だけで相手を判断するのではなく、仕事への考え方や生活スタイル、将来の働き方なども含めて相性を確認することが、長く良い関係を築くうえでは重要です。
厚生労働省の調査をもとに年収を概算すると、30~34歳の医師は約1086万円、35~39歳では約1470万円となり、30代でも年収1000万円以上が期待できる水準といえます。医師全体の平均年収も約1512万円となっており、高収入の職業であることはデータからも分かります。
ただし、実際の収入は勤務先や働き方、勤務年数などによって大きく変わります。婚活で出会った30代の医師についても、「医師だから年収1000万円以上に違いない」と考えるのではなく、あくまでひとつの目安として捉えることが大切です。
収入だけではなく、価値観やライフプランも含めて相手を知ることで、より納得できる将来設計につながるでしょう。
e-Stat政府統計の総合窓口 厚生労働省 令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種 表番号5 職種(小分類)、年齢階級別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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