巨大「トロイの木馬」が出現!「オデュッセイア」NYプレミアレポート公開

巨大「トロイの木馬」が出現!「オデュッセイア」NYプレミアレポート公開

7月16日(木) 8:00

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9月11日より公開されるクリストファー・ノーラン監督の最新作「オデュッセイア」。現地時間7月14日に行われた、NYプレミアのレポートが公開された。

アメリカ・ニューヨークのAMCリンカーンスクエアで開催されたプレミアは、主演のマット・デイモンら超豪華キャスト陣とクリストファー・ノーラン監督が一堂に結集。映画史に新たなページを刻む超大作の誕生にふさわしく、圧倒的なスケールでプレミアが開催された。

プレミア会場には、砂浜をイメージした装飾の奥に、劇中にも印象的に登場する全長44フィート(約13メートル)におよぶ圧巻の「トロイの木馬」が出現。タイトルロゴが飾られた会場内や、篝火(かがりび)が焚かれたゲート周辺には、鎧兜や槍を身にまとった兵士たちが警護にあたるなど、まさに古代ギリシャの世界観がそのまま立ち現れたかのような荘厳な雰囲気に包まれた。

カーペット上でのインタビューに応じたオデュッセウス役のマット・デイモンは、「役作りのために体重を167ポンド(約75.7kg)まで落とし、毎朝3時や4時からトレーニングに励みました」と過酷な準備期間を振り返る。本作について、撮影の厳しさから過酷なロケーションを単なる仕事ではなく「遠征(エクスペディション)」と表現するマット。全編IMAX®カメラで撮影された本作については「CGIは一切使っていません」と断言し、「1000人規模の戦闘シーンでも実際に1000人のエキストラを動員して撮影したことを誇りに思います」と、共に戦い抜いたスタッフやキャストを称賛した。

オデュッセウスの息子テレマコス役のトム・ホランドは、マットやアン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴ、ノーラン監督ら業界の巨星たちと共演できたことに「雲の上にいるような気分です」と興奮を隠せない。信頼するノーラン監督が創り上げる世界観について、「緊張している暇もないほど他にはないスピード感で撮影が進みました」と語り、飛び込むだけで役になりきれる唯一無二の撮影現場を絶賛した。

オデュッセウスの帰還を信じて待つ妻ペネロペ役のアン・ハサウェイは、演じる上で自身も妻であり母である経験を役に深く反映させ、主演のマットとも、“家族の絆”という共通点を通じてすぐに打ち解けられたと語る。ノーラン監督については「知性、常識、人間性を兼ね備えた完璧な存在です。監督の真摯な姿勢こそが、多くのスタッフやキャストが何度も彼と仕事をしたがる理由です」と熱く称賛した。

ヘレネとクリュタイムネストラという一人二役を演じたルピタ・ニョンゴは、「ノーラン監督からこの役の第一候補だと提示された際、あまりの驚きにその場で承諾しました。脚本を読む必要すら感じませんでした」と出演即決のエピソードを披露。さらに本作について、「女性たちの視点にもしっかりと時間を割いて描かれている点に新たな魅力を感じています」と手応えを明かした。

女神アテナ役のゼンデイヤは、正式なオファーを受ける前に、パートナーであるトム・ホランドが持っていた脚本をこっそり読み、その素晴らしさに感銘を受けていたという秘話を明かした。その上で、「翻案不可能と思える古典文学をここまで見事に映画化できるのは、ノーラン監督以外に存在しません」と監督の手腕を力強く称えた。

女神カリュプソ役を演じ、本作でノーラン監督作への初出演を果たしたシャーリーズ・セロン。出演を振り返って「どのような役柄であれ、ノーラン監督と一緒に働きたいと思わない俳優はいません。依頼があれば即座に駆けつけます」と語り、監督への絶対的な信頼を口にした。

兵士シノン役のエリオット・ペイジは、「インセプション」以来約16年ぶりとなるノーラン組への帰還に喜びをあらわにした。超大作でありながら「現場ではノーラン監督が最高の1ショットを捉えることだけに全神経を注いでいるため、まるでインディーズ映画を作っているかのような濃密な感覚でした」と振り返った。久々のノーラン作品でエリオットが魅せる新たな活躍にも期待が高まる。

ノーラン監督は、いよいよ目前に迫った全米公開を前に、この物語を「人類の原点となるストーリー」と位置づけ、現代映画において未だ誰も成し得なかったアプローチで映像化できたことへの胸の高鳴りを語った。特にキャスト陣への信頼は絶大で、主演のマット・デイモンについて「マットは自ら先頭に立って現場を引っ張る男であり、彼の情熱と姿勢が『自分たちも応えなければ』と周囲を鼓舞する最高の刺激になりました」と高く評価。

また、キャストに妥協のない挑戦を求める一方で、「俳優が何を求めているかを理解し、常に同じ現場で寄り添うこと――例えば水中の撮影であっても自身がキャストと共に水に入ることを信条としています」と明かし、常にキャストに寄り添う真摯な姿勢こそが、スターたちから出演を熱望される所以であることを深くうかがわせた。さらに「2回以上鑑賞される方には、ぜひ脇役やオデュッセウスの乗組員たちの細やかな演技に注目してほしいです。そこには膨大なディテールが詰め込まれています」と、細部までこだわり抜いた作品への自信を覗かせた。

海外メディアからは、「ノーラン監督最高傑作」「ノーランが自らの限界を超え、映画の最高到達点に達した」「現代最高の監督による壮大なる英雄譚」「キャスト陣のキャリア史上最高の演技」「息をのむようなアクションを備えた真の映画体験」「全編IMAX®による圧倒的な没入感」「神々ですら、この衝撃を予測できなかった」など、絶賛の声が続々と上がっている。

「オデュッセイア」は、古代ギリシャの詩人ホメロスによって書かれた英雄叙事詩であり、西洋文学の金字塔にして世界最初の物語のひとつとして知られている。トロイア戦争の終結後、イタケの王、オデュッセウスは、家族の待つ故郷へ帰還を目指す。しかし彼の前には、神々の介入、怪物、そして荒れ狂う海など容赦ない試練が立ちはだかる。本作は、10年にも及ぶ主人公の壮大なる旅と冒険を描く。「オデュッセイア」は、9月11日全国公開。

【作品情報】
オデュッセイア

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