【男子バレー】日本代表の快進撃に立ち塞がる世界のライバルたち最注目は石川祐希や大塚達宣をよく知るベルギー人

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【男子バレー】日本代表の快進撃に立ち塞がる世界のライバルたち最注目は石川祐希や大塚達宣をよく知るベルギー人

7月14日(火) 16:00

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「ACNバレーボールネーションズリーグ2026男子大阪大会」が7月15日、Asueアリーナ大阪(大阪府大阪市)にて幕を開ける。この大会はネーションズリーグ2026の予選ラウンド第3週に該当し、男子日本代表は第2週を消化した時点で8勝0敗と堂々の首位。なお出場全18チーム中、唯一の無敗である。

日本は15日のイタリア(6位/5勝3敗/第2週終了時点・以下同)戦を皮切りに、16日にカナダ(16位/1勝7敗)戦、17日にベルギー(13位/3勝5敗)戦、そして最終日の19日にアルゼンチン(15位/2勝6敗)戦と計4試合を戦う。

ベルギー戦で注意すべき世界的アタッカーのフェレ・レッガーズphoto by AFLO

ベルギー戦で注意すべき世界的アタッカーのフェレ・レッガーズphoto by AFLO



イタリアを除いて、ここまで負け越しているチームが並んでいるが、とはいえネーションズリーグ自体が大詰めを迎え、各国とも強化の手は緩めていない。各週でロスターも変更しているだけに、決して侮れない相手であることに変わりはない。

むろん、対戦相手は世界トップレベルの選手ばかりだ。さらに日本の大同生命SVリーグでプレーする選手や、日本代表の面々とゆかりのある名前も連なっている。

その筆頭は、アルゼンチンのアウトサイドヒッター(OH) ルチアーノ・ヴィセンティン 。2025-26シーズンから東京グレートベアーズに加入し、チーム2番目の628得点をマークするなど、その攻撃力を存分に発揮している。

すでに2026-27シーズンに向けた契約延長も発表された。今回も来日後の大会前に行なわれた合宿では、東京GBの選手たちとの記念写真に映る姿も見られた。

フレンドリーな人柄で、東京GBに入団後はチームメイトのOH後藤陸翔に「練習中も音楽が聴きたい」とリクエストし、なぜか後藤が自腹でポータブルスピーカーを購入したというエピソードもある。また、内定選手として2025-26シーズン終盤に加入したセッターの近藤蘭丸いわく、「南米特有の巻き舌で英語を話すのですが、(海外経験があって英語を聞き取れる)古賀太一郎さんや柳田将洋さんですら『聞き取りにくい』とこぼしていました」。ただそれでも、やさしく丁寧な言葉づかいでコミュニケーションをとってくれたそうだ。

【来季はサントリーでプレー】近藤がセッター目線で感じたヴィセンティンの"アタッカーとしての強み"は、「20点以降の決定率の高さ」。調子の波が激しい反面、「『いい時はどんどん使っていい』とカスパー・ヴオリネン監督(当時)からも言われていましたし、彼も『自分に持ってこい』と要求してきたので、そこは信頼してトスを託していました」と近藤は話す。

今年のネーションズリーグでも予選ラウンド第2週を終えて、総得点125はチームトップ。日本戦でも強烈なアタックを浴びせてくるに違いない。

また、同じくアルゼンチンの ルチアーノ・パロンスキー は、2024-25シーズンに日本製鉄堺ブレイザーズでプレーしていたOHで、きたる2026-27シーズンはサントリーサンバーズ大阪への入団が発表された。親しみのある大阪の地で、こちらも爆発力のあるアタックを放つ姿が見られそうだ。

このほか、大同生命SVリーグで活躍する選手としては、日本との対戦はないが、来日するキューバのエース、 ミゲル・ロペス は大阪ブルテオンでも主力を務める。圧倒的な身体能力を活かして豪快にスパイクやサーブで得点を重ねるスタイルは、日本のバレーボールファンにとっておなじみ。

同じくキューバのOH フリオ・カルデナス も、2025-26シーズンは東レアローズ静岡に所属していた。アルゼンチン、そしてキューバの彼らは母国を代表する責務を負い、クラブとはまた異なる姿を大阪で披露する。

このほか、日本の対戦相手国には日本人選手とつながりがある名前が多いのも、今回の大阪大会の見どころだ。

イタリアのキャプテンで絶対的な司令塔セッターの シモーネ・ジャネッリ は、セリエAのペルージャでOH石川祐希(現・ジラート・バンク・アンカラ/トルコ)の元チームメイト。2025-26シーズンは四冠(リーグ戦、スーパーカップ、世界クラブ選手権、欧州チャンピオンズリーグ)を達成した。

【高さ353cmから繰り出すアタック】リベロの ファビオ・バラーゾ やOHの マッティア・ボットロ は、ウルフドッグス名古屋のヴァレリオ・バルドヴィン監督がイタリアで指導した"教え子"たちだ。バルドヴィン監督が「精密機械のようなクオリティ」と形容するバラーゾは、昨年の世界選手権でベストリベロに輝いた実績の持ち主。

一方のボットロは身長196cmと、大型化が著しい世界のバレーボールシーンでは際立って大柄というわけではないものの、テクニックを活かしたアタックと勝負強いサーブが代名詞のアタッカーだ。ちなみにボットロは、ビーチバレーボールでジュニア時代に地域選抜大会で優勝した経歴がある。

そして今回、来日するなかでも最も注目される存在が、ベルギーのオポジット(OP) フェレ・レッガーズ 。身長203cmの体格を備え、最高到達点353cmから繰り出すアタックは代表でもクラブでも猛威を振っている。

2023-24シーズンからイタリア・セリエAのミラノに在籍し、初年度は石川と、直近2シーズンは大塚達宣と一緒にプレーしていた。「試合のなかでメンタルが揺らぐ様子も見られますが、それでも周りとコミュニケーションを図り、なおかつ自身で乗り越えようとする強さが彼にはあります」と、大塚がクラブシーズンで語っていたレッガーズ評だ。

世界の頂点を目指す男子日本代表の戦いはもちろんのこと、今回の大阪大会を彩る各国のトッププレーヤーたちの姿は見る者を興奮にいざなうだろう。そのなかには「世界最高峰のリーグ」を掲げる大同生命SVリーグですでにプレーする面々のほか、いずれは来日する選手もいるかもしれない。そんな味わい方も、この機会にぜひ。

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