夢の中の殺人鬼フレディ・クルーガーで知られるホラーの名作「エルム街の悪夢」の新作映画が作られることになったと、米ハリウッド・リポーターが報じた。手がけるのは、パラマウントが新たに立ち上げたジャンル特化のレーベル、パラマウント・プライマルだ。
フレディ・クルーガーは、かつて子どもたちの親に焼き殺され、その復讐に若者たちの夢の中へ現れる殺人鬼だ。帽子に赤と緑のセーター、焼けただれた顔と、指にはめた鋭いかぎ爪という姿で知られる。1984年のウェス・クレイブン監督によるオリジナルは、当時まだ独立系だったニューラインの知名度を一気に押し上げ、同社は「フレディが建てた家」と呼ばれた。以来、7本の続編に加え、2010年にはリブート版も作られ、ロバート・イングランドが演じたフレディは、ホラー映画を代表する怪物になった。
「エルム街の悪夢」の権利は、もともとオリジナルを製作したニューラインと、のちに同社を傘下に収めたワーナーが握ってきた。ところが著作権法では、作者は作品の発表から35年たてば権利を取り戻すことができる。クレイブン監督の遺族は2019年にこの脚本の権利を取り戻しており、今回、米国での権利をパラマウントに委ねた。国際的な権利は、これまで通りニューライン側に残るという。しかも、そのワーナーを買収しようとしているのがパラマウントだ。統合の完了を待たずに、もとはワーナー系だったホラーの新作を、先に押さえた形になる。
新作は、クレイブン監督の未亡人イヤ・ラブンカと、息子のジョナサン・クレイブン、それに著作権に詳しいマーク・トバロフが製作する。「バーバリアン」などを送り出してきたJ・D・リフシッツとラファエル・マルグリーズが、レーベルで製作総指揮を務める。物語の詳しい中身は明らかにされていないが、オリジナルの脚本をもとに、「エルム街の悪夢」の世界を舞台にした作品になるとされる。
フレディが主役の映画が作られるのは、リブート版「エルム街の悪夢」(2010)以来となる。
【作品情報】
・
エルム街の悪夢
【関連記事】
・
【最新版】本当に面白いおすすめ映画ランキングTOP30絶対に何度も見るべき“傑作”を紹介
・
Netflixで観てほしいおすすめの人気映画30選~編集部厳選~
・
【本当に怖い映画30選】トラウマ&衝撃作を“ジャンル不問”で編集部が厳選
写真:Photofest/アフロ