2008年にフランス・カナダで制作・公開され、日本では2009年に劇場公開された伝説の映画「マーターズ」4Kデジタルリマスター版の60秒本予告編が公開された。
さらに本作の公開を記念してOSOREZONEセレクション・オールナイト上映が8月8日に実施される。本作を含むOSOREZONE作品3本を上映する予定で、ラインナップはなんとX(https://x.com/OSOREZONE)で実施している投票で決定する。7月14日(火)16:00~7月28日(火)23:59までを投票期間とし「屋敷女」「セルビアン・フィルム」4Kリマスター完全版、「女神の継承」「胸騒ぎ」の4本のうち投票の多かった上位2作品と「マーターズ」4Kデジタルリマスター版の計3本を上映する企画だ。
18年ぶりにスクリーンに帰還する本作は、フランス公開以来、そのあまりにも苛烈な描写が物議を醸す一方で、崇高さすら感じさせる予測不能な結末へと観客を導き、世界中に賛否両論を巻き起こし、時代を席巻した“フレンチホラー”の到達点だ。パスカル・ロジェ監督が一貫して描き続ける、絶望に立ち向かう信念を持った女性像の原点にして、恐怖と哲学性を極限まで追求し、人智を超えた領域へと踏み込んだ本作は、18年の時を経た今もなお色褪せることなく、コラリー・ファルジャ監督「サブスタンス」やジュリア・デュクルノー監督「TITANEチタン」をはじめ、現代フランスを代表する映画作家たちにも多大な影響を与え続けている。
「マーターズ」予告編は不穏な音楽から始まり浮かび上がる女性の瞳。次第に開かれていく視界には悪夢のようなシーンが挟み込まれる。これは幻か現実か…。「苦痛」と「救済」、「拒絶」と「崇拝」そして「絶望」から「恍惚」へ――。未だに議論と考察の尽きない衝撃のラストシーンへの期待が高まる映像となっている。
1970年初頭のフランス。行方不明だった少女リュシーは、傷だらけで衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。彼女は何者かによって長い間、監禁・拷問・虐待されており、そこから自力で脱出したのだった。だが、性的虐待の痕跡はなく、犯行の目的は不明のままであった…。15年後のある朝、森に囲まれた平穏な一家の屋敷に、突然呼び鈴が鳴り響く。家主が扉を開けると、そこには猟銃を構えたリュシーの姿があった。自分を虐待した犯人をついに見つけたと確信した彼女は、復讐の引き金を引く。成すべきことを終えたリュシーから電話を受け、屋敷に向かった親友のアンナは、その惨状に思わず目を背ける。死体を処理し、立ち去ろうとする二人。しかし、そこで想像を絶する真実に直面することになる――。
「マーターズ」は、8月14日から全国順次公開。オールナイト上映用投票は、OSOREZONE公式X(https://x.com/OSOREZONE)で実施中。
【作品情報】
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マーターズ(2008)
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