江戸川乱歩賞作家・曽根圭介氏の小説を映画化した「藁にもすがる獣たち」(9月25日公開)に主演した鈴鹿央士が7月12日、韓国で開催されていた第30回プチョンファンタスティック国際映画祭のワールドプレミアに参加し、ファンを前に舞台挨拶とQ&Aを行った。
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【フォトギャラリー】鈴鹿央士が海外映画祭に初参加!第30回プチョンファンタスティック国際映画祭「藁にもすがる獣たち」ワールドプレミアの模様(11点)
城定秀夫監督と「岸辺露伴は動かない」シリーズで脚本を手掛けてきた小林靖子が初タッグを組んだ本作は、主演に鈴鹿を迎え、成宮寛貴と森七菜が共演。たまたま見つけてしまった1億円をきっかけに、決して出会うはずのなかった人物たちが複雑に絡み合い、金の“獣”と化していく数奇な運命を描く。
バイト先のネットカフェで客の誰かが置いていった怪しいボストンバッグから思いもよらぬ大金を手にし、チャンネル登録者数“2ケタ”の弱小大学生YouTuber・佐藤寛治(鈴鹿)の日常は突如一変。“不良警官”江波戸良介(成宮)や、“夜職悪女”し~な(森)らも現れ、想像を絶する“1億円争奪戦”に巻き込まれていく。
プチョン(富川)ファンタスティック国際映画祭(BIFAN)は1997年に始まり、アジアを代表するジャンル映画祭として揺るぎない地位を築いている。愛・幻想・文化をテーマに毎年7月に開催され、国際的な映画祭の場として毎年約300作品を上映。第30回を迎える今年は、映画祭の30周年を記念したSignature部門が新設され、ジャンルや国境を超えたプチョン独自の視点で厳選された、世界的なジャンル映画の巨匠やスター俳優たちによる傑作が一堂に会するガラ・セクションとなっている。
この度、そのSignature部門へ「藁にもすがる獣たち」が正式出品され、7月12日に本作のワールドプレミア上映が行われた。海外映画祭初参加となった鈴鹿は、登壇前に「これから初めての海外映画祭に行くのですが、韓国語で挨拶できたらと思って練習したので、上手く言えたら良いなと思います。行ってきます!」とコメントし、緊張しながらも初の海外映画祭に意気込みを見せた。
舞台挨拶には180人の韓国のファンが詰めかけ、会場は満員に。観客の大きな拍手に迎えられながら登壇した鈴鹿は、練習した韓国語で「こんにちは、鈴鹿央士です!初の海外映画祭への参加で、皆さんにお会いできて、とても嬉しいです。ありがとうございます。プチョン、ヤッホ!ジプラギ(藁)、ヤッホ!」と挨拶。韓国で流行りの言葉を交えた挨拶に会場から歓声が上がると、鈴鹿は安堵の笑顔で会場を見回し、初の海外映画祭登壇に喜びの様子を見せた。
舞台挨拶では、自身初となるQ&Aにも参加。本作の役作りについて質問が飛ぶと、「僕が演じた佐藤寛治という役は、“優しさ”が核にある人間。お金は勿論だけど、おばあちゃんの存在にもすがりたいと思っている。この人を無くしたくない、唯一の家族を守りたいという思いが根底にあって、1億円を奪うという行動に繋がっている。その“優しさ”が核にあるという考え方は、寛治らしい役作りだったと思います」と分析した。他にも韓国の目の肥えた観客からの数多くの質問が寄せられたが、鈴鹿は笑顔で答え、会場は熱気に包まれたまま舞台挨拶は終了した。
舞台挨拶後には100人を超えるファンが鈴鹿にサインを求め長蛇の列を作り、大盛況のうちに幕を閉じた。終了後、鈴鹿は初の海外映画祭への参加を振り返り、「温かくて優しい皆さんに迎えていただき嬉しかった。エンドロールが終わると大きな拍手が上がったのを聞いて、登壇するときに観客の皆さんの顔を見て、ちゃんとこの映画を楽しんでもらえたなと実感できました。日本での公開も待ち遠しいですし、早く日本の皆さんにも観ていただきたい」と手応えを語り、「映画館で映画を観るという体験がこんなに楽しいんだと実感させてくれる95分だと思います。公開をお楽しみに!」と締めくくった。
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藁にもすがる獣たち
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©曽根圭介/講談社©2026「藁にもすがる獣たち」製作委員会