2026年8月19日から23日にかけ広島市で開催される、米国アカデミー賞公認のアニメーション芸術の祭典「ひろしまアニメーションシーズン2026」(HAS2026)のタイムテーブル第2弾が発表された。伝説の漫画誌の系譜を辿る「『月刊漫画ガロ』とアニメーション特集」、前回2024年に好評を博した「南家こうじ特集」の第2弾、さらに、第一線で活躍するアニメーターの浅野直之氏や、アニメーション作家のかねひさ和哉氏による実践的ワークショップなど、同会場でしか見られない注目プログラムが目白押しだ。なお、期間中の総上映プログラムは40以上、作品数300以上を紹介、各種前売券の販売も開始中だ。
「『月刊漫画ガロ』とアニメーション特集」では、日本のオルタナティブ・カルチャーを牽引した伝説の漫画誌『月刊漫画ガロ』の尖鋭的な表現が、アニメーションの世界にどのようなインスピレーションをもたらしたのかを紐解いていく。 上映作品は、「鬼恋歌」(原作・監督:林静一)、「クジラの跳躍」(原作・監督:たむらしげる)、「ねこぢる草」(原作:ねこぢる、監督:佐藤竜雄)の3作品が決定。上映後のトークセッションには、漫画家・アニメーション作家・イラストレーターとして今なお異彩を放つ林静一氏が登壇する。本プログラムは、漫画家・つげ義春氏、そして、ねこぢる氏の原作を鮮烈に映像化した佐藤竜雄監督という、アニメーションとマンガの境界を揺るがした偉大な二人のクリエイターへの追悼の意を込めて企画された。
また、ひろしまアニメーションシーズン2024に好評を博したプログラムの第2弾として、伝説のアニメーション作家・南家こうじ氏にフォーカスした特集を開催。今回は、「クレジットタイトル」「キャラクターデザイン」「自主制作」の3つの異なる角度から南家氏の魅力に迫り、世界初上映となる「とロット」「めがね」を上映。このほど、南家氏からのメッセージも到着した。上映後には、スタジオぴえろ・NUNOANI塾の原田麻衣子氏とアニメーション研究者の田中大裕氏によるトークで、南家氏の功績を紐解く。さらに会期中は、南家こうじ氏が手掛けた設定画20点も特別展示される。
さらに、テレビシリーズ「おそ松さん」「映像研には手を出すな」「うる星やつら」や「エヴァンゲリオン放送30周年記念特別興行」でキャラクターデザインや総作画監督を手がけてきた浅野直之氏、こっちのけんと「はいよろこんで」のMV監督として一世を風靡したかねひさ和哉氏によるキャラクターデザインワークショップも開催。いずれも参加の応募締め切りは7月22日17:00まで(応募者多数の場合は、映画祭による選考を行う)。
「ひろしまアニメーションシーズン 2026」は、8月19日~23日JMSアステールプラザ(〒730-0812 広島市中区加古町4番17号)にて開催。上映など各種前売券はオンライン(Peatix)およびJMSアステールプラザ情報交流ラウンジ窓口にて販売中。25歳以下の方を対象にした「U25無料1日券」も好評受付中。各プログラム・ワークショップの詳細・申込は公式WEBサイト(https://animation.hiroshimafest.org)で告知している。
▼チケット料金(前売価格・税込):
1日券=一般 3000円/ U25(25歳以下) 無料(要予約・数量限定)
全日程通し券=一般9000円
購入/予約方法: オンライン(Peatix): https://has2026.peatix.com
▼南家こうじ氏メッセージ
■「とロット」について
「ぴえろキッズ」の企画が始まった時、絵本のアニメ映像化と共にオリジナルのアニメーションも創らせて頂けるということになって、考えたオリジナルのストーリーです。
捨てられたおもちゃのロボットが少年と出会って、再び動き出して少年と過ごす、ささいなエピソードです。
え?!で何がおもしろいの?という感じのどーでもいいアニメーションです。
体力気力が衰えたとき、だれかぜんまいを巻いてほしいものです。
■「めがね」振り返ってみて
ある日5年前なのか10年前なのか・・・
こんなイメージが浮かんで、頭からはなれません。
じゃあはっきりとデザインしてみようと思い、スケッチを描き始めました。
手の空いた時間気の向いたときすこしずつ動画を描いてアニメーションにしてみました。
完成したのは昨年だったと思います。
長い時間がかかったので、前部と後部ではキャラクターが変わってきてしまいました。
もっと大変な作業になると思ったのだけど、意外とあっけなく終わってしまいました。
何年か後私も意外とあっけなく道の下に消えるのかもしれません。
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