7月7日から放送・配信中のテレビアニメ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」から、主人公・草薙素子役を務める坂本真綾らメインキャストのコメントが発表された。あわせてPV第6弾、キービジュアル第4弾なども公開された。コメントは本記事の末尾に掲載する。
原作は、1989年に「ヤングマガジン増刊 海賊版」(講談社)で連載された、士郎正宗氏によるサイバーパンク漫画。「電脳化」と呼ばれるネットワーク技術が発展した世界を舞台に、全身義体のサイボーグである素子ら、通称「攻殻機動隊」こと「公安9課」が、複雑化するサイバー犯罪に立ち向かっていく姿を描く。押井守監督による劇場アニメ「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」(1995年)をはじめ、アニメーションやハリウッド実写映画など、さまざまな映像化作品が展開されてきた。
素子役は「攻殻機動隊ARISE」シリーズから続いて坂本が務め、公安9課の司令塔である荒巻大輔役を山路和弘、部隊のナンバー2であるバトー役を安元洋貴、元刑事の新米隊員のトグサ役を中村悠一、電脳工作に長けた古参隊員であるイシカワ役を後藤光祐、片目をアイパッチで覆う隊員・サイトー役を奈良徹、AI搭載型思考戦車・フチコマ役を金田朋子、情報管制担当の女性型ロボット・オペレーター役を大井麻利衣、内務大臣役を茶風林が担当する。
「King Gnu」によるオープニング主題歌「GO GHOST」を使用したPV第6弾では、素子らが公安9課の創設・活動理念を語っており、各キャラクターの声も聞くことができる。キービジュアル第4弾は、キャラクターデザイン・総作画監督を務める半田修平による描き下ろし。公安9課のメンバーとともに、物語のカギを握る正体不明のハッカー「人形使い」をはじめ、今後の展開で登場すると思われる、さまざまなキャラクターが集結している。
また、第1話のエンドカードも公開された。ゲームクリエイターの小島秀夫が率いるゲーム制作会社「KOJIMA PRODUCTIONS」で、「DEATH STRANDING」シリーズなど同社タイトルのアートディレクション全般を手がける新川洋司による、描き下ろしイラストとなっている。
さらに「第01話 PROLOGUE + SUPER SPARTAN i」のテーマを表現した、エピソードビジュアルも公開された。エピソードビジュアルは、今後も放送・配信に合わせて毎週公開される。
キャスト陣からのコメント全文は以下の通り。
【坂本真綾(草薙素子役)】
「攻殻機動隊」にはこれまでもご縁がありましたが、今回素子の声を担当させていただくことになったのは、思いがけないことでした。
幼いころから共演の機会が多く、人としても俳優としてもずっと尊敬してきた大好きな田中敦子さんが、長い年月をかけて大切に育み愛してきた素子。今作で素子役をというお話をいただいたとき、どうしてもすぐに受け止めることができませんでした。でも監督やプロデューサーさんとお会いし、「攻殻機動隊」に憧れ影響を受けてきた世代のクリエイターたちがリスペクトを込めて挑戦する作品であるとうかがい、まっすぐな熱意に触れ、もし私にできることが少しでもあるのならと考えました。
全話の収録はすでに終わっています。この作品に向き合うことが、私にとって敦子さんへの感謝と寂しさを噛みしめる大事な時間になったように思います。
今作の素子は表情豊かでエネルギッシュで、コミカルなシーンも多いです。このような素子をアニメで見るのは初めてで新鮮でした。そのぶん演じるのはとても難しかったです。軽やかさの奥で、素子が人知れず欠落を抱えながらも進んでいく、その原動力とは何なのかずっと考えていました。
これから先どれほど時が流れ時代が変わっても、「攻殻機動隊」が世界中の人々に与えるインスピレーションと問いは永遠だと思います。いつまでも愛され憧れられ続ける、伝説のような作品に携わらせていただけたことを大変ありがたく感じています。
【安元洋貴(バトー役)】
若かりし時よりずっと愛してやまない「攻殻機動隊」。その世界に自分が関われることになるとは、人生何があるかわからないもんですね。ただただ、精一杯努めます。これしか言えないです。よろしくお願いいたします。
あ、そうだ。「攻殻機動隊展」行ってたんですけど、それを話すと匂わせとか言われても嫌だから話せずにいました。それだけが辛かったです(笑)。ちなみに展示は最高でした。
【山路和弘(荒巻大輔役)】
「攻殻機動隊」。このタイトルが懐かしい。
私が初めて劇場アニメに関わったのが、この作品だった。
田中敦子がいた。家弓家正さんがいた。
お2人とも鬼籍に入られたが、自分が緊張の極み状態だったせいか、昨日のことのように憶えている。
また関われたことが誇らしい。
そして今回、荒巻というダサカッコいいオヤジに対面し、ともに収録は出来なかったが、先に録った坂本真綾の落ち着いた声に包まれた時、いうに言われぬ幸せを感じた。
この作品、たまらない。
【中村悠一(トグサ役)】
これまで何度もアニメ化され、そのどれもが魅力にあふれた本シリーズの最新作に参加ということで、シリーズを観てきていた自分には青天の霹靂といいますか……とにかく驚いたのを覚えています。
参加することが決まってからはそこまで時間も置かず収録が始まり、トグサ、本作では敢えてトグサ君と呼びたいところですが、彼への向き合いがほぼ時間を占めてきたと思います。
トグサ君は経験値がないわけではないですが、“9課”の仕事をするという中では甘いところもあるので、喜怒哀楽が豊かでこれまでのイメージとは少し違ったタイプになると思います。
視聴者のみなさんの目線になれるキャラクターとして演じていきたいです。
初めて本作に触れる方はもちろん、これまでシリーズを愛してくださっている方にも楽しんでいただける作品になっていると思います。
迫力ある映像やアクションだけでなく、現代にも通じるテーマや問いかけが数多く盛り込まれていますので、じっくり味わっていただければうれしいです。
新たな「攻殻機動隊」をよろしくお願いいたします。
【後藤光祐(イシカワ役)】
「攻殻機動隊は学生時代に出会い、当時はまだ多くを理解できず、大人な渋い作品だと感じていました。
それが大人になり、攻殻機動隊の面白さに触れ、憧れを抱き、今作品でイシカワに携われました。
イシカワを家具で例えるならソファーだと個人的に感じております。
多くの方が、この作品へのさまざまな想いがあるのを承知しております。僕も同じく想うひとりです。
それらを受け止めた上で、考え、ていねいに、そして攻めの姿勢でモノづくりに挑戦していきました。
では、電脳の世界へいってらっしゃいませ。
【奈良徹(サイトー役)】
テレビアニメ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」、楽しみであると同時になんとも言えない緊張感があります。
どういう映像になるのか、どんな音楽が作品の空気をつくるのか。出演者ではありますが、僕自身楽しみにしています。
僕はサイトーをつとめさせていただきます。
本当に光栄に思っています。
「攻殻機動隊」。ありがたいことに、以前出演させていただいたことがあるのですが(一度だけですが)、令和の時代にこんな未来が待っているとはまったく想像できませんでした。あの時の自分に教えてあげたいです。
ぜひ「攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL」楽しんでください。
【金田朋子(フチコマ役)】
声質的にバレやすいので(苦笑)、普段兼ね役が少ない私ですが、いっぱいでてくるフチコマをなんとありがたいことに全て担当させていただきました!めちゃめちゃうれしかったです!そして、それぞれのフチコマがみんな愛おしくてしかたないです!
ただ、昔、声を研究されてる先生に私の声を見ていただいたことがあるのですが、シロテテナガザルが危機感を感じた時に仲間を呼ぶ時の音波と一緒らしく、そんな私がたくさんのフチコマの声を担当させていただいたこともあり、もしかしたらなんですが、謎の頭痛が起きるかもしれません(苦笑)。その時は必ず耳鼻咽喉科に行ってください(苦笑)。
とにかく楽しかったですーーーー!!
フチコマ最高ーーーー!!
みなさん、よかったら推しのフチコマ??を見つけてみてくださいっ(笑)。
【大井麻利衣(オペレーター役)】
まさか自分が「攻殻機動隊」に携われる日が来ようとは……大変光栄です!
たくさん映像化されている「攻殻機動隊」ですが、今回は原作に沿って、よりポップでコミカルな部分も感じとれるかと思います。
オペレーターことオペ子さんは、ゴーストをもたないアンドロイドで酷い目にあったりもしますが、設定資料をいただいた際、「(オペ子は)可愛いです。とにかく可愛くなれって思いながら描いてください」の指示と、どの表情画にも「可愛い」と書いてあって愛を感じました(笑)。
オペ子は9課を見守る存在ですから、私も視聴者の皆さんと一緒に、全スタッフ・キャストの想いの詰まった今
作品の放送を見届けたいと思います!
【茶風林(内務大臣役)】
憧れの「攻殻機動隊」に参加できて感無量であります。
未来を先取りしたストーリー、それを裏付ける重厚な政治構造、イカしたメカの数々、セクシー満載、センスの良いウィット、そのなかで政治的ボスである内務大臣、横柄でありながらもその仕事はデタラメではない、そんな巨体のブルドッグのような内務大臣を演じることができて至福でありました。
ぜひ、この新しい「攻殻機動隊」をお楽しみください!
【作品情報】
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
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