韓国で名作ラブストーリー「私の頭の中の消しゴム」を上回る大ヒットを記録した「サヨナラの引力」(公開中)が、七夕の日に合わせて、本作の物語が動き出す主人公とヒロインの10年ぶりの再会シーンを捉えた本編映像(https://youtu.be/k9sRV63J5I0)を披露した。
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本作は、昨年の大晦日に韓国で公開されると公開直後から口コミで支持を広げ、3週連続で週末興行ランキング1位を記録。観客動員260万人を突破し、恋愛映画の名作「私の頭の中の消しゴム」を上回る大ヒットを記録し、話題を集めた。
物語は、地方からソウルへ上京し夢を抱いていたウノとジョンウォンの姿を描く。かつて激しく愛し合い別れた2人が、10年ぶりの偶然の再会をきっかけに思い出をたどっていく。不器用だが誠実な工学部生ウノを演じるのは、「キル・ボクスン」(23)「D.P.脱走兵追跡官」(21)「寄生獣ザ・グレイ」(24)や、日本でも公開された「脱走」(25)などで知られる実力派俳優のク・ギョファン。
一方、厳しい現実のなかで建築家を目指すジョンウォン役は、「女神降臨」(20)のムン・ガヨンが務める。本作での繊細な演技が高く評価され、韓国のゴールデングローブ賞とも称される第62回百想芸術大賞映画部門で最優秀演技賞(女性)を受賞している。メガホンをとったのは、「82年生まれ、キム・ジヨン」のキム・ドヨン監督。
今回披露された本編映像は、物語の序盤、ソウル行きの飛行機内でウノとジョンウォンが偶然再会する場面を切り取っている。かつて深く愛し合いながらも厳しい現実から別れを選んだ二人が、10年の時を経て再び向き合う、物語の起点となる重要なシーンだ。
そばを通り過ぎた人物に何かを感じ取るウノ。思わず目で追うが、気のせいだったかと自分のシートに座り、ノートパソコンを開く。その少し後ろの席では、ジョンウォンも戸惑いの表情を浮かべていた。彼女もまた「もしかして…?」と思い直し、座席から身を乗り出すと、ウノも後ろを振り返る――。互いに驚きと気まずさをにじませながらも、次第に笑顔を見せ、10年ぶりの再会を喜ぶ様子が捉えられている。
本作では、現在をモノクロ、過去をカラーで描いているが、この場面は、青春時代の鮮やかな記憶とは対照的な映像で映し出される。なぜ現在の二人がモノクロで描かれるのか、その色彩設計に込められた意味にも注目だ。
【作品情報】
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サヨナラの引力
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