私が2歳年下の夫との結婚を決めたころの話です。夫は地方で公務員として働く長男で、義両親にとって自慢の息子だったようです。義両親もとても穏やかで気さくな人柄で、結婚の報告に義実家を訪れると、私のことも温かく迎え入れてくれました。中でも義母とはすぐに意気投合し、休日に2人でマルシェへ出かける約束までしたのです。
仲良しの義母と一緒にお出かけ…?
約束の日、私は車で義母を迎えに行きました。義母はおしゃれをして、楽しそうに助手席へ。和やかにドライブが始まりましたが、出発して数分後、突然こんな話を始めたのです。
「この前、神社であなたと息子のことを占ってもらったの」そして、困ったような顔で続けました。
「実は、2人はあまり相性がよくないって言われたのよ」
結婚を控えた私に突然「相性が悪い」と告げる義母。どう答えればよいかわからず、言葉に詰まりました。しかし、話はそれだけではありませんでした。
夫の○○まで変えようとする義母にあ然
「息子の名前の漢字が運気を悪くしているんだって。だから、一文字変えるように話そうと思っているの」
占いの結果だけで、夫の名前まで変えようとしていることに、私は耳を疑いました。「そうなんですか? 今も十分、幸せそうですけど……」そう返すのが精いっぱいでした。予定通りマルシェへ行ったものの、楽しい気分には戻れず、いつもより早めに義母を送り届けました。
帰宅後、夫に「名前の漢字を一文字変える話、聞いてる?」と尋ねると、驚いた顔で答えました。「名前を変える? 何それ?」夫は、義母が神社で占っていたことすら知らなかったのです。事情を聞いた夫は激怒しました。
「勝手に俺たちの相性を占ったうえに、名前まで変えさせようとするなんておかしい!」
義母なりに息子の幸せを願っていたのかもしれません。しかし今回、夫が私と同じように違和感を抱き、きちんと義母へ伝えてくれたことにホッとしました。
この出来事以来、家族から気になることを言われたときは、ひとりで悩まず、早めに夫へ相談するようにしています。
◇ ◇ ◇
家族の幸せを願う気持ちから、占いを参考にする人もいるでしょう。しかし、夫婦の相性や名前に関することは、本人たちの人生にかかわる大切な問題です。たとえ親子であっても、勝手な行動をとるのは避けたいもの。
家族からの提案に戸惑ったときは、ひとりで抱え込まず、まずは夫婦で気持ちを共有することが大切です。周囲の考えに流されるのではなく、自分たちが納得できる選択を重ねていきたいですね。
著者:高橋 ともこ/30代女性/2人の子どもを育てる田舎暮らしの専業主婦。夫とは仲が良く、2人で楽しく子育てをしています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
※AI生成画像を使用しています
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