気候変動による大災害で崩壊した世界を舞台にしたSF小説「Juice(原題)」を、「つぐない」「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」の名匠ジョー・ライト監督が映画化すると、米デッドラインが報じた。
ライト監督は、キーラ・ナイトレイ主演の「プライドと偏見」や「アンナ・カレーニナ」、ゲイリー・オールドマンにアカデミー賞主演男優賞をもたらした「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」など、格調高い文芸映画で知られる。一方で、アクション映画「ハンナ」も手がけるなど、その作風は幅広い。英国アカデミー賞(BAFTA)を二度受賞している。
舞台は、気候変動が世界を滅ぼした近未来だ。破滅を招いた富裕層を狙う秘密の抵抗組織に加わった若い父親が、ある任務の失敗で追われる身となり、生き延びるための闘いに投げ込まれていく。
原作は、オーストラリアの作家ティム・ウィントンが発表した小説だ。ウィントンの作品はこれまでも数多く映画化されてきたが、なかでも「The Riders(原題)」は、ブラッド・ピット主演、「教皇選挙」のエドワード・バーガー監督で映画化が進んでいる。A24のもとで、現在は仕上げの段階に入っている。
「ティム・ウィントンが、この壮大な物語をわれわれに託してくれた。これ以上の喜びはない」と、ライト監督はコメントを寄せた。
「手に汗握る現代の家族の物語であると同時に、いま行動を起こさなければ、という切迫した訴えでもある。観客に、大スクリーンで体験してほしくてたまらない」
製作は、「ラブ・アクチュアリー」などで知られる英国のワーキング・タイトル。脚本は、「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のアビ・モーガンが担当する。主演キャストや公開時期は、まだ明らかになっていない。
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プライドと偏見
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